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“CHICKEN” GANG CLUB

そう 屋号を決めたんだよ
今の気分でだけどね

ある映画での有名なセリフ
「Danger is the spice of life and you've got to take a risk
now and then...that's what makes life worthwhile.」

「危険は人生のスパイスであり、時には危険を冒さなければならない...
それが人生を価値あるものにするんだ。」

ってのがあって
自分が全く新しい道を行こうと決めたキッカケにもなった
言葉の一つでもあったんだよね

それで屋号も少し危険な香りのするものにしたかったけど
それだけだと俺自身のイメージとは違う(優しさだけで出来てるからねHaHaHa!!)から
緊張と緩和みたいな部分も欲しくてって感じ


あ あとスパイスカレーをメインメニューにしようと決めたのは
セリフの影響も少なからずだけど 
スパイスを効かせた『何か』ってのを考えていたのが先ではあるんだよ


本来であれば そういう内面的な部分は秘めていたいんだけど
noteっていう公の場を選んだのは俺だからね
絶対見せたくないもの以外は割とオープンにしようと思ったからと
いずれ誰も覚えちゃいないだろうって話だよ


それにしてもさ
現状として架空の店って
俺自身は面白く感じていて


それは荒廃した街の外れに
元は教会だろうか
全体的にかなり手が加えられている様子はあるにせよ
そこかしこに教会のソレっぽさが残っている
古びてはいるが荘厳さの中にインダストリアルな
雰囲気が漂う建物が一軒 佇んでいる


何年も前にガスが抜け切ったのだろうネオン管が描く
『“CHICKEN” GANG CLUB』という……店名…?


静けさだけの世界が広がっていると思い込んでいたが
すぐにそれが錯覚だと気付かされた

何かしらの気配に気付いたのか
導かれたのか恐れもないままに近づいてみると
『ロック』と言われた古臭さを隠し切れない音が
想像の静けさを切り裂いて溢れ出している


そこには完全なる『生』が確実なものとして存在していた


おそらく真鍮製だろう骸骨のあしらわれたドアノブに手を掛け
長いこと『ロック』なんて聴いてなかったな…
建物の雰囲気に飲み込まれたのか
少しノスタルジックな気持ちで
店に足を踏み入れた途端

「パンッ パンッ パンッ!!」

乾いた音がした

銃声?

咄嗟に身を屈めながら
音のした方を見る

ワインレッドのソファー
ヴェルベットが波打ちながら
衿元からも覗くトライバルタトゥーの男を
優しく包み込んでいた

獲物を飲み込むような鋭い眼光に
一瞬眼を逸らしてしまった

次の瞬間
けたたましい歓声…




なんだコレ?
妄想だよ…
ひとり遊びをしてしまう… 悪い癖だ



妄想ついでになんちゃってリーフを作ってみたけど
ちょっとハードになり過ぎたな…




取り敢えず屋号を決めたって話



(BGM:The Black Album/The Damned)

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