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オリックス優勝🎉 ナカジマジックとは、小細工不要の打って勝つ、ストロングスタイルだった


少し時間が経ってしまいましたが、

オリックスの優勝、おめでとうございます😃🎉


阪神との同シーズンでの優勝とは、関西人の僕にとっては嬉しい出来事です。


さて、前回、以下の通り阪神のnoteを書きました。



今回は、オリックスについて、データを紐解いて行きたいと思います。




データソース

今回も、データで楽しむプロ野球さんのサイトを参照させて頂きました🙇‍♂️

なお、データは本日時点の集計値です。



分析の仕方

偏差値で見ています。

念の為、偏差値の計算方法について以下にまとめますと・・・

  • 特定の指標について、6球団の平均値を計算

  • 同じく、6球団の標準偏差を計算

  • 各指標の各球団ごとに、偏差値=標準化変量×10+50 を計算


高い偏差値が意味するのは

「その指標について、他の5球団をぶっちぎって優れた指標だ」

ということです。


(前回noteからの引用)

もし、例えば「四球数」が偏差値80などであれば、メディアが示す通り、
「他球団と比べて、本当に四球数の増加が優勝の要因やったんかもな🤔」
と解釈できます。

そもそも偏差値の意義について確認させて頂きます。
例えば四球数が、リーグ平均388に対して阪神が500という数値があるとします。
一方で、犠牲フライ数が、リーグ平均29に対して阪神が40という数字もあります。
これでは、四球数の方がリーグの中で突出しているのか、犠牲フライ数の方が突出しているのか、パッと見ではわかりませんよね?🤔

こういった、平均値が異なる数値同士を、平等に比較するために、偏差値を使います




さて、今年のオリックスが叩き出した最高の偏差値は何の指標だったのでしょうか?

そして、データから見えてくるオリックスの優勝の要因は何だったんでしょうか?


* 今回は、打撃系のデータのみを見ています。




結論


いやー、驚きました笑

メディアによる「ナカジマジック」なる造語に騙されていました😅

僕はてっきり、中嶋監督が、代打策を駆使したもののイメージを持ってました。

更には、バント、盗塁、エンドランなどの作戦もフル活用した可能性もあるかと思っていました。

180度、真逆の結果です。


今年のオリックスは、代打数は最小でした。その数94で、偏差値で言うと34.6。代打数の最多は楽天で163です。

また、オリックスの企バント数(バントを試みた数)、企盗塁数はダントツで最小。その偏差値は、両方とも30台です。リーグでもダントツの極小。


更に、違う見方としては、オリックスのゲッツー数はダントツ1位の100。偏差値で62.7。
ゲッツー数最小は、日本ハムの76です。

これらの指標から、オリックスが、ランナー1塁でもガンガン打ってでていったのが、よくわかります。


メディアで見かけるのが、今年のオリックスはスタメンが全く固定されていなかったとのこと。

中嶋監督のスタイルとして、スタメンは変えるけど、一旦試合に出した選手は信じて試合終了まで使い続ける(しかも打たせ続ける)方向があるようです。


ガンガン振っていけ!というような、小細工不要のストロングスタイルのチームカラーが見て取れます。


森友哉選手


まとめ表


一覧表

太字がリーグ1位。

赤は、オリックスの自身の指標の中で、高い方の偏差値トップ5。
緑は、オリックスの自身の指標の中で、低い5つ。




偏差値の順位

▶︎ 偏差値1位(65.0) 長打率

▶︎ 偏差値2位(64.8) 得点圏打率

▶︎ 偏差値3位(63.3) 死球

▶︎ 偏差値4位(63.0) 安打数

▶︎ 偏差値5位(62.7) 併殺


死球もかなり多いですね。

それすらも、オリックス打線のストロングスタイルを表しているようにも感じます😅






今日も読んで頂いて有難う御座いました😃


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