こりゃあかん・・・ChatGPTのオススメ出来ない利用法 ４選
僕はChatGPT の有効活用の方法を探し求めて、いくつかトライしてきました。
今日はその経験の整理として、良い使い方を少々と、あまり効果的ちゃうなと思う使い方を中心にまとめてみました。
結論
ChatGPT の得意なことは「素早いアウトプット」
苦手なことは、「正確な情報」と「感情に関わる表現」
色々とやってみた結果、気付いたことです。
僕は、個人的にはChatGPT の素晴らしさの最たることは、「スピード」だと思うようになりました。
比較表を作るの依頼したら、本当に早い。
英会話の練習相手だとしても、すぐに返答をくれる。
ここは、最高の強みだと思います。
一方で、ChatGPTの苦手なことは、「正確な知識」だと感じています。
また、もう一つ苦手なこととして、「おもしろい文章、泣ける文章」を書いてもらうなど、人間の感情の機微に関わることの表現は、まだ難しいですね。
もう少し踏み込んで書かせて頂くと、ChatGPT をうまく使うには、
用途を限定する。
質問を出来る限り細かくする。
が必要だと思います。
一方で、ChatGPTに対して、細かな情報、知識を求めるのではない方が良さそうです。
なので、ChatGPT を使う側のイメージとしては、
時短になるようなことに使ってみる。
例えば、面倒だなと思うような内容（比較表を作ったり）を、ChatGPT に依頼してみる。
つまり、ChatGPT に作業依頼する場合は、ラフな案を作ってもらうぐらいのイメージが良い。
資料で言うならば、”叩き台”のような位置付け。
と言ったところかと感じています。
結論が長くなりました。
では、まずはこりゃええなと思う使い方です。
ChatGPTをうまく使う方法
使い続けていると、
「こういう方法なら使えるな」
というのが見えてきます。
これらは既にnoteで公開済みです👍
以下の通り、いくつかnoteにまとめてきました。
こんな感じです。
一方で、
「こりゃ、ダメだ・・・」
と感じたことも、一度や二度ではありません。
ChatGPT にも得意、不得意があるのです。
今回のnoteの本題です。
ChatGPT には、荷が重かったテーマをご紹介させて頂きます😅
ChatGPT が苦手なテーマ
１）オススメの店を教えて
ChatGPT の返答で、一番酷いなと思ったのは、これです。😭
もうこれはシンプルに、実在していない店を教えてくれます。
ただ、ぱっと見は、サクサク回答をくれるので、あたかも実在する店のように感じてしまいます。
僕：
神戸でオススメのレストランを教えてください。その際に、店のWebサイトのURLを貼り付けてください。
ChatGPT ：
神戸には多くの素晴らしいレストランがあります。以下にいくつかのオススメを挙げますが、店のWebサイトのURLは更新される可能性があるため、直接検索して最新情報をご確認ください。
１．おくたに (Okutani)
イタリアンレストランで、シーフードや地元の食材を使った料理が楽しめます。
Webサイト: おくたに公式サイト
２．三田牛楽 (Sandagyuraku)
神戸牛を中心とした焼肉店で、上質なお肉を堪能できます。
Webサイト: 三田牛楽公式サイト
３．魚翁 (Uoou)
神戸港で水揚げされた新鮮な魚介類を使った寿司や海鮮料理が楽しめます。
Webサイト: 魚翁公式サイト
４．La Brianza
フレンチレストランで、季節の食材を活かした洗練された料理が楽しめます。
Webサイト: La Brianza公式サイト
５．みなと屋 (Minatoya)
神戸の中華街で、本格的な中華料理を提供しています。
Webサイト: みなと屋公式サイト
これらは一部のおすすめのレストランですが、神戸にはさまざまな料理スタイルや価格帯のレストランがありますので、個々の好みや予算に合わせて選ぶことができます。訪れる前に予約をすることもおすすめです。楽しい食体験をお楽しみください！
そもそも実在していない店なので、解説不要で、ChatGPTの用途として適していないことがわかります。
２）旅行の計画を作って
この用途も、かなり厳しいです。
「旅行の計画を作ってもらうこと」
です。
自分で旅行の計画を作るのは、楽しい反面、結構大変なこともあると思います。
僕は一応仕事でAI開発などをしています。
AIの価値は、人が面倒と思うことを手伝うことだと思います。
なので、こういう旅行計画が面倒なケースは、AIにやってもらうのは、うってつけです👍
なので、旅行のスケジュールを作ってもらいました。
僕の出身である奈良の旅程です。
すると、ChatGPT が提案してきたのは、キツキツの予定。。
しかも、「鹿せんべいを食べろ」とか、好き放題言ってきます。
奈良市から吉野への移動は、朝にさくっと終わらせるスケジュールです。
吉野、なめたらあかんで。。。
しかも、謎の料理「吉野寿司」を薦めてきます。
これはなかなか厳しい。。。
実際のやり取りは、以下の通りです。
僕：
奈良県の旅行の計画を作ってくれますか？
ChatGPT ：
もちろんです！奈良県は日本の歴史と文化が息づく素晴らしい場所です。以下に奈良県での旅行計画の例を提案しますが、ご希望や興味に合わせてカスタマイズすることもできます。
Day 1:
朝：奈良駅に到着後、奈良公園へ移動します。
午前：奈良公園内で、自由に動き回りながら鹿と触れ合います。また、東大寺にも立ち寄りましょう。
昼：奈良の名物である「鹿せんべい」を楽しみながらランチを取ります。
午後：奈良県立美術館で、奈良の仏教美術や歴史に触れる展示を見学します。
夕方：奈良公園周辺の街並みを散策し、夕食を楽しむためのレストランを探します。
Day 2:
朝：春日大社へ向かいます。奈良公園からは徒歩で行ける距離にあります。
午前：春日大社の参拝を行い、周辺の美しい景色を楽しみます。
昼：奈良市内で奈良ラーメンや奈良漬けなどの地元料理を味わいましょう。
午後：東大寺の近くにある奈良国立博物館で、奈良時代の宝物や考古学的な展示物を鑑賞します。
夕方：奈良市内の商店街やアーケードを散策し、お土産探しを楽しみます。
Day 3:
朝：吉野山へ移動します。奈良駅から電車やバスでアクセスできます。
午前：吉野山の豊かな自然と歴史的な名所を楽しみます。有名な桜の名所でもあるので、シーズンには桜を鑑賞できます。
昼：吉野の名物料理である「吉野寿司」や地元のお蕎麦を味わいましょう。
午後：吉野山のハイキングコースを散策したり、吉水神社や曽爾高殿跡などの名所を訪れます。
夕方：奈良市内に戻り、最後の夜を美味しい食事や散策で締めくくります。
このような計画で奈良県を楽しむことができますが、もちろん他にも多くの見どころやアクティビティがあります。
あなたの好みや興味に合わせて、さらに詳細な計画を立てることも可能です。
また、交通手段や宿泊先についてもご相談ください。楽しい旅行になることを祈っています！
３）固有名詞の細かい情報を問う
僕はかつて、
「阪神タイガースの最高の選手は誰だと思う？」
とChatGPT に聞いてみました。
すると、
「江藤選手と秋山翔吾選手」
と言ってくるではありませんか。
（詳細は以下のnoteご参照ください）
こういうように、細かい固有名詞にまつわる知識を問うと、その精度が問題になってきますね。
ある程度の余裕シロのあるテーマ（厳密な知識や精度を問わないテーマ）が良いようです。
４）おもしろい漫才を書いて
これについては、なまじっか説明するよりも、お読み頂くのが一番だと思います。
僕：
おもしろい、漫才のネタを書いてください。
ChatGPT ：
「ダジャレネタ」
A: おい、何か食べたいな。
B: じゃあ、お前食べたいものは何だ？
A: めっちゃスパイシーなものが食べたいんだよ。
B: じゃあ、バツにしようか？
A: バツって何？
B: スパイシーマッツバンドだよ！
「動物ネタ」
A: 最近、飼い犬がすごく賢くなったんだ。
B: 本当に？どういうこと？
A: いつもおしゃべりするんだよ。
B: えっ、犬が話すの？
A: うん、でもちょっと変わった話し方なんだ。
B: どんな話し方？
A: いつも「ワンワン、ワンダフル！」って言ってるんだよ。
どうでしょう？少しでもおもしろい漫才ネタになっていれば嬉しいです！
ChatGPT も、こういった漫才の台本として、どこかの情報をベースにしていると思います。
ネットで公開されているような台本です。
きっと、アメリカのコメディアンがベースなのでしょうか？
スパイシーマッツバンドなど、２度読み、３度読みしてしまう内容でした。。
以上です。
いかがでしたでしょうか？
ChatGPT などの生成系AIについては、良い使い方だけでなく、イマイチな使い方も整理しておくことによって、より一層理解が深まるなと思って、自分のためにも書いてみました😅
このnoteが、読んでくださった方に何かご参考になれば嬉しいです。
今日も読んで頂いて有難う御座いました😃
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