見出し画像

映画を早送りでみる人たち

稲田 豊史(著)

まずまず共感する話だった。
僕は映画を倍速で観ることはしないが、そのほかは基本的に倍速で再生している。
良い・悪いはさておき、そのような反応をさせるのは環境によるところが大きい。
この手の話で言われているであろう、「最近の若者は〜」みたいな方も、おそらく生まれる年が異なれば考え方は変わるだろう。

映画を観るのではなく、「消費」するようになったとあるが、早送りでも本人は「観た」と思っているわけで。
消費すること自体は、良い・悪いではない…気がする。

もちろん、じっくり味わうことで得られる味わいがあるのはわかる。
ただ、早送り再生が、「悪」とは思えない自分がいる。
ひとまず言えることは、そのような映画やドラマをそのように観賞(観賞とは言えないのかもしれないが)するスタイルが広まっているのは事実であり、「じゃあ、それを踏まえてどうするか?」が大切なのではないか。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?