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「最近の若者論」に対して思うこと

おはようございます、Sugiです。
いつの時代も言われるのは
「最近の若者は〜」です。
いわゆる若者論です。

ハラスメントに厳しい時代になった
こともあり、あまり表立って
聞くことはなくなりました。

とはいえ、それらの書籍は
出版されていますし、
YouTube等でも見かけます。

なんとなく聞いたことがあるのは
このような感じでしょうか。

  • SNSの影響で自己肯定感が低い

  • 決められたことはしっかりやる

  • 主体性がない(自分で考えない)

  • 素直で良い子

  • 草食化がさらに進んだ

  • 安定志向

  • 目立ちたくない

私も若者と言われる年齢は
過ぎました。
しかし、おそらく当時の
典型的な「若者像」に
私もほぼ合致していたことでしょう。

そして、当時の私がそれを
目にして思ったのは

「別に好きでこの時代に
生まれたわけじゃないし、
そのように教育してきたのは
大人の皆さんですよね?」

という、いささか反抗的な感情です。
ただ、それは事実であり、
それ以上でも、それ以下でもないと
今でも思っています。

「最近の若者」を育ててきたのは
私含め、社会です。

若者の傾向に対して
何か物申したいことが
あるのであれば、
それは若者ではなく
自分たちに対して向けるべきです。

若者論の特徴は、
そのまま社会を反映している
といっても良いのではないでしょうか。
人間は環境の影響を大きく受けます。

そして自戒を込めて思うことは、
「括らない」ということです。

「若者」とは誰のことでしょう。
それぞれ生きてきた背景や
価値観・ビジョン・家庭環境は
異なります。

若者論で言われる特徴を安易に
当てはめて「わかった」気になる
のは絶対にしたくありません。

教育工学を専門にしようとしている
立場からいえば、
若者論に合わせた教育ではなく、
エビデンスのある教育を
実践していく所存です。

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