今回はマンドレイク(Mandrake)のレコードの話です。ナイショにしようかと思ってましたが、せっかくなので持っていた記念画像は共有しようかと思い、手放した話とともに。

さて、もはや説明するまでもないかとも思いますがマンドレイクはP-MODELの前身バンドにあたるプログレバンドです。

今では秘蔵音源が2枚のCDでリリースされていたり、誰が持ってたやつなのかはわからないライブ音源も多数ネットにアップされていますが、自分がP-MODEL聴き始めた頃はマンドレイクは名前を知るだけで音を聴ける状態じゃありませんでした。

マンドレイクは音源リリースなく解散したバンドでした。そんな当時にリリースされていた唯一の音源が今回の「飾り窓の出来事」というレコードです。詳細詳しくないですが、こちらは許可なく発売されたブートという位置付けになっています。限定50枚。そしてなぜかジャケ無しで販売されたものもあり、ジャケットつきは30枚しかとの噂。

ジャケ写真の黒くなっている部分は、糊付けによる変色と思われます。写真だとよく見ないとわかりませんが、中央部分はレースになっています。そのレースをジャケにはりつけた糊付けが経年劣化で表紙に染みとして表れたのかと思います。

一部でソノシートだと思われていたり、なかなか画像を見る機会もないと思うので、単なる画像列挙ですが投稿します。
入手～手放した話は最後に余談でかきましたので興味ある人だけ。

入手の話から。
某レコードショップでの販売しているのに遭遇しました。値段は恐ろしい値段でしたが、まあ、枚数の希少価値は知っていたので妥当かとも。
もちろん購入するか迷いました。音源自体はネットで聞けるし、その値段分の価値を自分が見いだせるかというと、そうではない。が、これこそ一期一会。もう二度と出会わないだろうと思うので買わないと後悔するかもなー。もし買って後悔しても、同じぐらいの値段では手放す事はできるのではという気持ちもあり思い切って購入。
買い逃し後悔の経験山ほどあると、冷静さはなくなる時があるんです。

裏P本が70万だの、コピーのFC会報が30万だの、ヤフオクが異常なお祭りの中、このレコード売ったらいくらになるだろうという興味と、もちろん高く売れたらと思う気持ち、自分よりも持っているべき人は沢山いるだろうと言い訳けの気持ちでヤフオクに出品。さすがに気が引けるので開始価格は1000円とかで。
ドキドキしながら様子を見守りました。数年前の話なので細かい事忘れましたが、わりとすぐいい値段になった気がします。ウォッチ数もとんでもない数。ヤフオクは終了間際が勝負なのは知ってます。まだ購入金額には足りませんが、きっと最後にもっと上がると思いました。
もう高く売れるに違いないと、ケイオスユニオンに持ってなかったDVDを6枚ぐらいまとめて注文。(中古高く売れてもオフィシャルには入らないので、せめてもの行動)

で、結果ですが、開始直後にあがった価格とさほど変わらない金額で終了。買った金額と売れた金額も正確に覚えていないのもあるしヤボなのでかきません。
買った金額より高く売れました。が、ヤフオク手数料払うと、ほぼトントンぐらいでした。
つまり、自腹で平沢さんのDVD沢山買ったのと、マンドレイクのレコードの写真が残ったのと、1週間のドキドキを体験したというお話。
裏P本のやつ見て、20万とか30万ぐらいにはなるだろうと皮算用してたんだけどなー。という話でした。