じつは小説で失敗してたことを暴露
ヘッダーのお写真は、内容とぜんぜん関係ありません。
あまりにも素敵な百合みのあるお写真なので使用させていただきたくなって(笑)
小説はまじめだけど、アホな失敗も
昨日、pixivの「第2回百合文芸小説コンテスト」に三本目の小説をアップした記事を書きました。
「SF百合の皮を被った社会派フェミニズム小説です!(キリッ)」と真面目なことを書きましたが、今日はちょっとばかばかしい話をひとつ。
投稿した小説は、いずれも真面目な内容です。が、じつは書きながら「あー、やっちまった!!」と思ったことが多数あります。
今回の百合文芸に関しては、キャラクターのネーミングで「やっちまった!」と思うことがいっぱいあったので、それを暴露しちゃおうかと思います。
ネーミングの失敗の数々
かなり昔、作家の宮部みゆきさんが「特に犯人や被害者の名前には気を遣う。どこかに同姓同名の人がいたら申し訳ない気持ちでいっぱいだ」という趣旨のことをおっしゃっていました。
それを見てから、なるべくわたしもキャラクターの名前には気をつけています。一応検索かけてみて、少なくとも有名人とは被らないように……。Facebookなどで一般の人と被っちゃったときは、それこそ犯人や被害者役でなければ「ごめんなさい!」と思いながら使わせてもらうこともありますが。
さて。今回は投稿した三作ともやっちまっているので、ひとつずつ暴露していきましょう!
まずはこちら。
登場人物は「中澤かなう」と「宮崎あかり」というふたりの幼なじみ女子高生。
ここですでにやっちまってます。
「なかざわ」
「みやざき」
どちらも三文字目が「ざ」!
なぜだ、なぜ「ざ」を被せてしまった!
まあ、これを利用して、いつかふたりの母親が妊婦時代出会ったときのスピンオフを書こうと思っています。転んでもただでは起きないわ!
あともうひとつ、「あかり」という名。
このクライマックスに向かう重要シーンで「あかりの部屋にあかりがともった」と書いて、「あ! しまった!」と。
「電気がついた」と書き換えて事なきを得ました。
こういう、一般名詞にもよくある名前は、気をつけないといけないですね~。
お次はこちら。
「オルゴールの蓋」という言葉がしょっちゅう出てくるのに、メインキャラのひとりに「藍」と名付けてしまったのが「やっちまった!」
「藍」と「蓋」は字面が似てるんですよね……。
こうやって近くに「蓋」と「藍」があるのを見て「しまった!」と。
もう、一回決めた名前で書き始めると、途中で変えられなくて、そのまま突っ切りました。「クールな子」という設定なので、青っぽい名前にしたかったし……。
そして最後。
主要キャラクター三人は「風の乙女」という設定なので、
「羽山佐和」「吹田瑤子」「桐野りょう」
と、風とか木を彷彿させる、爽やかなイメージの漢字や音で名前をつけています。
最初、瑤子は「葉山瑤子」って名前にしようと思ってたんですが、検索かけたらAV女優さんに同じ名前の方がいらっしゃるんですね……。というわけで、名字を変更いたしました。
「はやま」は字を変えて佐和の方に使用。
変換ミスで「瑤子」になってたり「瑶子」になってたりも多かったです。寄る年波で目が悪くなり、ぱっと見「瑤子」か「瑶子」かわからないし。
画数の多い字や、読みが同じで似たような字面の文字を使うときは細心の注意が必要だな、と思いました。
そして、一番の失敗は「桐野りょう」です。
「寮生」って設定なのに、「りょう」と名付けてしまった!!
「寮」を「寄宿舎」に変更してごまかしました。
「伝統あるお嬢様学校」っていう設定でよかった。普通の学校だったら「寄宿舎」にはできなかったもんね。
いやー、キャラのネーミングってムズカシイデスネ!!
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