今日は、変なレッテル貼っていませんか？です。

例えば、介護の話で

お風呂に入るのを拒否する方がいます。

拒否するのが続くと、「あの人は、面倒な人」

ってレッテルをつけていませんか？

「あの人は風呂入らないから」

って、患者様のせいにしていませんか？

もしかしたら、介護する皆さんに原因がある場合もあります。

・服を脱がせる時に大雑把に脱がしてしまう

・声掛けが雑

・きちんと体を洗ってあげていない

以前にこのような事をされていて、拒否する人もおられます。

単純に拒否している人もいますが(笑)

だからといって、変なレッテルをつけて

諦めてその人をよく見ないのはあまり良くありません。

では、どうしたらよいかというと

・声掛けを工夫する

・環境設定する

・適切な対応をする

です。

・声掛けを工夫する

嫌がるからといって、「向こうに行きましょう」

と騙すような事をすると嫌がられる方もおられます。

きちんと、「お風呂に入りましょう」

「服が汚れているのでお風呂に入って体を綺麗にしましょう」

など、その人に合った声掛けを考えてみてください。

・環境設定をする

浴槽につかるのが嫌な方なら

浴槽にポンカンを浮かべてみる

集団で入るのが嫌なら

時間はかかりますが

１人で入浴させて頂く

など、工夫をしてみてください。

・適切な対応をする

服を雑に脱がさない

髪をちゃんと乾かす

時間がないからといって、せかさない

などのきちんとした配慮をしてあげてください。

適切な対応をすると誠意は伝わっているので

入浴が嫌な方でも入ってもらえることがあります。

何か面倒な事があると、患者様に変なレッテルを貼って

この人は、駄目だからと諦めないでください。

きちんと、その人に向き合ってください。

でも、患者様の事を考えすぎるあまり

体を壊しては元も子もないので

程ほどにして頂ければと思います。