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【人間の本能を超えた先の味】 豚の脳みその串焼き "ブレンズ"は白子の味がした

先日、とある串料理屋さんに行ったところ、おすすめ料理に見たことのない名前がありました。

"ブレンズ" 

フレンズ?… ブレン?ズ…?

という具合で頭が混乱したのですが、料理の説明を見てびっくり。

"ブレンズ"とは「豚の脳みそ」のことでした。

今回は、その時の心境や感想を綴ります。

脳みそが食べられるという興味と体が絶妙に食べることを拒んでいる感覚

一部の動物の脳みそが食べられるということは、何となく生きていて分かってはいたことですが、居酒屋で"脳みそ"と鉢合わせるとは思ってもいませんでした。

脳みそを食べられる状態にあるという興味とともに、加熱必須の「豚」の脳みそを食べるということに対する恐怖心、そもそも脳みそが食えるのかという不安が入り混じった感情でした。

でも、食べている人はいるし、味は「極上の白子」とのこと。

これは食べるしかないと、結局、即注文。

見た目はTHE・脳みそ、味はクセのある濃厚すぎる白子

注文してでてきた料理がこちら。

見た目は完全に脳みそ。味は濃厚な白子。

見た目が、そのまんま脳みそ。

そして形状を保つために、串が刺さりまくっている。

ちょっと食べるのを躊躇しましたが、いざ実食。

味は、確かに超濃厚な白子なんですが、動物的なクセというか、動物の一生を感じるというか、そんな味でした。

これは好きな人には好きな味だろうなと思いつつも、自分は白子を食べられれば良いなと思う味でもありました。

ブレンズを通じて、食と人間の本能の関係性を体感

ブレンズと対峙して思ったことがあります。
食と人間の本能って意外と関係しているのかもしれないということです。

初めて見た料理に対して「美味しそう」「不味そう」「まずは食べてみようかな」という感情が生まれるって、改めて考えるとすごいことですよね。

料理の見た目で、本能的に体に入って大丈夫なものか、自分に危害を加える食べ物ではないか等を判断しているということなのですかね?

いずれにせよ、今回は豚の脳みそを見て、その見た目よりも自分の本能が反応したというか、「体に入って大丈夫なものか?」という反応を示したために、最初から躊躇なく食べるという選択をしなかったのだと思います。
(自分の人生経験不足が原因かもしれません笑)

豚の脳みその串料理を通じて、自分の本能を体感することができました。
貴重な経験です。

まとめ

ここまで色々書きましたが、豚の脳みそは濃厚な白子の味がするので、白子好きには堪らない料理であることは間違いありません。

是非、食べてみてください。自分の本能を感じるかもしれません。

以上です。

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