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デザインはじめて2ヶ月で、月20万稼ぐまでにやったこと全部かく。

こんにちは。
Twitterのヘッダーをつくる、ヘッダー職人のニトロ(@tatsuya0313nu)です。

題名のとおり、デザインはじめて2ヶ月で、収入が月20万を越えました。単価が10万のお仕事をもらったりもしました。学生のぼくにとっては、かなり大きな額。
2か月前の「何がしたいかわからない」と悩んでいた自分からは想像できません。

このnoteには、デザインを始めてから20万を稼げるようになるまでにやったこと、そしてその戦略まですべて書きました。すべて公開します。
再現性があるので、フリーで何かしようとしていたり、スキルはあるがお金になっていないような人たちに読んでもらって、スキルをお金にしてもらえるとうれしいです。

いつかnoteにしようとは思っていたのですが、なかなかできず。
「ニトロ君はnote書いた方がいいよ。」と漫画家の前田(@DESIGN_NASU)さんに背中を押してもらったので書くことにしました。ではいきましょう。

前田さんは、ニトロがデザインにハマるキッカケになったデザイナーの方。20年ちかく続けていたデザイナーを辞め、いまは漫画家に。めっちゃおもしろい人です。笑

①1つのオンラインサロンで◯◯の人になる
・認知されるコミュニティを1つにしぼる
・イベントに顔をだす
・作品をつくったらどんどんSNSにあげる
・認知されるためだけの企画をする
②自分の商品に値段をつける
・商品に値段をつけて、公開する
・商品の適正価格はいくら?
・商品の価値を言語化する
③お仕事はリアルでもとってくる
④人の話を聞く能力で、スキルをお金にする。

仕事をもらうための第一歩は『認知』です。知られていなければ仕事はきません。全力で獲得しにいきました。

いろいろな方が2つ、3つのオンラインサロンをかけもちしていますが、箕輪編集室という1つのコミュニティで認知されることに全精力をつぎこみました。
1つにしぼらないと、結局認知が分散して中途半端になってしまうので。まずは一点突破です。

箕輪編集室のイベントにはだせるだけ顔をだしました。愛知のシェアハウスに住んでますが、東京や大阪にも平気で行きました。
最近だと、ZOOMというオンライン通話でのイベントが箕輪編集室で増えているので、それにもなるべく参加。

実際のところ、オンラインよりもリアルで知ってもらう方が深く認知してもらえます。「オンラインでよくね?」というのもそうなんですが、リアルで会うと人柄を知ってもらえるというのもたしかです。認知されるために足を動かしました。

※この部分はあんまり書きたくありませんでした。なんかいやらしさがあるじゃないですか。純粋にイベント楽しんでますからね!笑

つくった作品はどんどんSNSにあげてました。完成度はほとんど気にしません。人からどう思われるかよりも、認知されることの方が大事です。認知されないということは「無」なので、存在しないのと同等です。

納得しなくてもどんどんSNSにアップして、「なんか最近デザインしてるんだな」というイメージをつけに行きました。

これが1番重要です。認知されるための具体的な企画。これがないと、中途半端な認知で終わります。
インパクトがあり、かつ誰かが喜んでくれるような企画を考えます。

そこで、『100人分のTwitterのヘッダーを、勝手につくって送りつける』という企画をしました。
「え、100個もやるの?!」というインパクトと、そこそこかっこいいヘッダーが送られてくるとうれしい、という点でこの企画に決定。

この企画のおかげで、箕輪編集室内からの「ヘッダーめっちゃ作ってる人」という認知をちらほら得ることができました。

だれかが喜んでくれる企画にしないと、だれも拡散してくれず、認知につながらないので注意です。自己満足で終わります。

イラストであれば似顔絵100人分、カメラマンであればプロフィール写真100人分など、「インパクトがある」「誰かが喜ぶ」の2つをクリアしてるものならなんでも大丈夫です。

認知を獲得できたら、お次は値段です。
今までの認知はすべてマネタイズのためにしているので、キチンと値段まで考えておきます。

値段がついていなければ買われることはありません。店にならんでるものに値札がついていなければ、「買うかどうか」という選択すら発生しないので素通りされます。(知名度があれば別ですが)

なので、まずは値段をつけて公開しました。

値段設定はかなり迷いました。
ヘッダーの依頼を1000円ではじめたのですが、ハッキリ言って安すぎました。
Twitterとリアルを経由して10件ほど依頼をもらったのですが、10件こなしても10000円。これで食べていけるとは言えません。

ここでマーケティングジャンキーゆう(@shiwakeya_yu)さんの登場です。この方と出会っていなければ、スキルの安売りをし続けていたと思います。

マーケティングジャンキーゆうさんは、箕輪編集室の方で、5年ほどマーケティング会社につとめ、価格設定についてかなり熟知されている方です。

ぼくを含め多くのひとは、売れないことが怖くて価格を安くを設定しすぎてしまいます。素人の方がつけた価格×3.9倍すると適正価格に近づく、というデータもあるみたいです。(ゆうさん情報)

なので、1000円だったヘッダーの価格を5400円にあげることにしました。

もちろん値段を上げるのは怖かったです。「買われないかも…?」という不安と、「ヘッダーに5400円の価値があるのか…?」という2つの不安です。
その不安を解消してくれたのは、次のポイントでした。

ぼくが一番大事にしていたことです。

『どんな過程で作られているのか』
『この商品買うことで、なにが実現できるのか』

主にこの2つを言語化しました。
ぼくの商品であるヘッダーを例に出します。

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まずヘッダーを作り始める前に、依頼してくれた人のSNSを漁ります。ブログのようなメディアがあればもちろん見尽くします。Twitterの写真や、その人がいいねしたツイートも。
なにを大事にしていて、なにが好きで、どんな人生を歩んできたのかを理解するためです。

そうしてやっと作成スタート…とおもいきや、次はヒアリングです。SNSを漁って得た情報からは予想しかできません。その予想が合ってるかどうかの答え合わせをするためにヒアリングをします。

「今なにをしているのか」「どんな人生だったのか」「今後どうしていくのか」までを本人の口から聞いて、やっと。その人に必要なヘッダーを作りはじめます。

ここまでは『作成の過程』です。
次は『なにを実現できるのか』になります。

「ぼくがヘッダーをつくる」ことで、自分の方向性を見つめ直すことができます。質問され、考え、言語化していくことで、ふわふわしていた頭の中が整理され、方向性がカチッと定まります。

そこでTwitterの方向性も定まり、それに合ったヘッダーまで送られて来ます。

つまり、「ヘッダーを依頼する」という一連の流れで、一度立ち止まって方向性を見つめなおし、行きたい方向を定め、再スタートできるのです。

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長くなりました、おつかれさまです。
このように言語化し、まず自分が価値を認識することで、価格に不安を抱くこともなくなり、かつ相手に価値を理解してもらいやすくなるので、スッとお金を払ってくれます。

逆に言語化していなければ、相手に価値が伝わりにくくなってしまいます。「まあ伝わってるかな?」とあいまいにせず、言葉にしてキチンと伝えることは、意外とみんなやっていないことです。

SNSからもお仕事をもらっていますが、ぼくはリアルの方が多いです。
なので、ここからの話は「人の話が聞けて、話せること」が前提になります。コミュニケーションがめちゃくちゃ苦手だという方には再現性がなくなるのでご了承ください。

リアルで仕事をとってくるというのは、なりふり構わず営業するというわけではありません。
「あ、この人には必要だな」っておもったときに提案をしてます。それも、「ぼくのヘッダーはこんなに素敵で…!こんなに時間かけて…!」みたいな話はアホらしいし伝わらないのでしません。

自分の商品について話すのではなく、「人の話を聞く」ことで、ぼくはお仕事をもらっています。具体的な方法は次で説明します。

単価をさらにあげて、お仕事ももらえるようになったのは、「人の話を聞く」ということに集中してからです。

箕輪編集室の中部チームリーダー岡本(@catalan_cel)さんに教わって、そのまま実践したことを書きますね。

岡本さんは保険の営業成績が世界で上位5%に入るレベルの天才です。

ちょっと難しいので、ここからはすこし頭を使います。

その人がどんな状況で、どんな人生を歩んできて、何がしたいのかを、人の話を聞くことで理解できます。
すると、相手の行きたい方向がわかるので、現状と比較して「何が課題なのか」を予測することができます。

そこで、現状の課題を相手に認識してもらい、自分のスキルで解決する方法を相手に提示します。
すると、そのスキルは相手にとって必要なものに変わるので、お金を払ってくれます。

まだすこし難しいので、問題です。

あるお父さんから、「最近子どもとの時間が取れないんだよね…」という相談を受けているとします。また、あなたは今「子どもに大人気のゲーム、任天堂switchを売る人」です。この状況での「お父さんの課題」と「解決策」はなんですか?

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お父さんの課題は「子どもとの時間が取れない」で、解決策は「switchを買って、子どもといっしょに遊ぶ」です。
これとまったく同じで、相手の課題を見つけて、その解決策を自分のスキル(ここでいうswitch)で提示するんです。

いきなりハードルは上がりますが、相手の課題を見つけ、解決策を自分のスキルで提示することを意識してから、単価が5万、10万のお仕事をもらっているので、かなり有力な方法です。

もうちょっと深く知りたいという方は、こちらの記事を参考にしてください。ぼくに教えてくれた岡本さん(@catalan_cel)が補足してくれたnoteです。

デザインはじめて2ヶ月で、月20万を稼げるようになった流れを簡単にするとこうなります。

①オンラインサロンで「〇〇の人」という認知を獲得する
②自分の商品に値段をつける
③リアルでも人の話を聞いて、お仕事をもらってくる

③のハードルは少し高いですが、人の話が聞けて、話せるのであれば不可能ではありません。繰り返しますが、普段の会話からでもいいので、相手の話をよく聞くようにしてみてください。

③のことを考えるよりも、まずは①と②です。コミュニティでの認知を得て、値段を決めて公開しましょう。話はそれからです。

デザインに興味があったわけでもなく、専門学校にすら行ってないぼくでも、デザインをはじめて2か月で月20万稼げるようになったので、マネタイズで悩んでいるフリーの方や、個人で稼ぎたいと思っている方は、ぜひ真似してみてください。

ここまで読んでくれてありがとうございました。
わかりにくいところや、詳しく聞きたいところがあったら気軽にDMしてくださいね。
いいなと思ったら拡散してください!喜びます!笑

ヘッダー職人ニトロ(@tatsuya0313nu)

読んでくれてありがとうございました。また読みにきてください。