4.頭を使って逆境を乗り越えよ!:情報をもとにどう考えるか

今回のテーマは情報が集まった上で「実際にどんなプランを考えるか」についてです。

企業や地域が、大学や高校と連携するということは、基本的に「何か困っていることがある」わけです。つまり、大学生や高校生に対して、なにかしらの「助けて欲しいことがある」ということなのです。

つまり、状況的に「劣勢」な部分があるということです。なにもしなくてもよいくらい「優勢」であるならば、お助けはいりません。

お助けが必要と言うことは、ある意味で「逆境」でもあるのです。

■不利な状況をどうやって打破するか?

「逆境」ということは、企業や地域の状況について調べていくと、「劣勢であることを示す情報」がでてくることになります。例えば、「競合に比べて、いまは遅れをとっている」、「サービスの認知度は3位である」、「若者が東京にいってしまって地域に人が集まらない」などの情報です。

授業中に学生をみていると、こういう情報がでてくると「ネガティブな情報ばっかりで無理じゃないか」と考えたりする人も多いようです。でもそれでは意味がありません。

なぜ連携するのかといえば、「お助け」が必要だからなのです。この厳しい状況の中で、なにかしらヒントを得ることが目的なのですから、「状況厳しいんで無理っす」では仕方がないのです。

■ワクワクしながら考えてみる

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このマガジンでは「プラン・提案を考える上で絶対に押さえたい10のポイント」をまとめました。高校生・大学生向けにわかりやすく説明することを心…

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