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帰宅恐怖症?フラリーマンが急増中な理由

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最近フラリーマンが急増中ということはご存じでしょうか?

フラリーマンとは働き方改革によって時間を持て余し、家に帰らず時間をつぶしてから帰宅するサラリーマンのことを言います。

具体的な例をあげると、ネットカフェやゲームセンターで時間をつぶしてから帰る、コンビニでつまみとチューハイを購入し、公園で飲んでから帰宅する、車で家の周りを何周かしてから帰宅する、といったものです。

かつて流行語にもなった“亭主元気で留守がいい”というキャッチコピーが表すように、40代以上のご家庭は余った時間の使い道がわからず、困惑している方も多いのではないでしょうか。

実際、わたしが働いている職場でも家に帰りたくないという方は一定数います。

今までそういった方は職場の飲み会で他人を巻き込みながら時間を消費していたわけですが、某ウイルスが蔓延(まんえん)したこの状況下では飲みに行くことすら難しいです。

帰宅恐怖症という言葉もあり、深刻な現代病となりつつあります。

家に自分の居場所が無いことが原因ですが、そもそもそうなったのは家庭を顧みず仕事だけをしていたからではないでしょうか。

ただ、一概に男が悪いというわけではなく、今までの日本はそうせざるを得ないような環境でした。

共働きの家庭が少なく、残業も多い時代です。男は夜遅くまで働き、女は家事育児をおこなうといった価値観です。

いまはちょうど働き方改革の過渡期にあるので、変化に順応できないひとがフラリーマンになっています。

そして、ここからが私の意見です。ふらふらせず家に帰り、少しずつ家族の信頼を取り戻していけばいいのでは?と思いました。

家が大好きなわたしにとって、フラリーマンの時間の使い方は非常にもったいないと感じました。

使える時間が増えたのなら家族のためになることや新しい何かを学習することに使用すべき。

すべての時間を会社に捧げ、貢献してきた方にとっては、家庭よりも職場の方が居心地は良いかもしれません。

しかし、頑張って働いているのは家族のためであり、死ぬ直前までそばにいるのは職場のひとではなく家族だと思うんですよね。

これが原因で離婚でもしたら本末転倒。なんのために頑張ってきたのかわからなくなります。

早く帰宅すると嫁が不機嫌になる。というご家庭は、まず奥さんが何に不満を抱えているのかをヒヤリングする必要があります。

そこから解決の糸口を見つけだし、改善していけば関係は修復できるはず。

孫正義やその他大富豪がいくらお金を積んでも買えない、時間という資源を我々は持っているのです。

この資源は人生を豊かにするために有効活用しましょう。

以上、帰宅恐怖症?フラリーマンが急増中な理由でした。


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