承認欲求への理解

ステレオタイプ


承認欲求は、誰もがもちあわせるものであると思います。最近ではSNSが普及し、「いいね」や閲覧数などにより評価されているかそうでないのかがわかりやすくなった。そのせいで承認欲求への渇望は天井知らずで、感情を満たすために経験するのではなく、人に評価されるめに経験するようになってきている。評価されていなければ、悲壮感にかられるし、評価されていても満たされることはなく、もっともっと評価されたいと思うようなり、承認欲求の奴隷のような生活になっていしまう。見栄えがすべてだからどんどん派手になっていくのである。これらのことは、インフルエンサーに対するステレオタイプ的な考え方であるが、職場においても承認欲求は人間関係を形成していくうえで需要なファクターになっている。

職場における承認欲求


 職場において、あなたの承認欲求が満たされていると感じることはありますか。承認欲求を満たしてくれるものとして、仕事に対する評価やその評価の形としての昇進や昇給などがあると思いますが、その決定をするのは、ほどんどの場合上司です。
 日本社会は、儀礼を大切にするため目上の人に対して失礼をしてはいけないと思っているので、必要以上のことを話そうとしません。ましてや上司を褒めることは上司に対して評価下していると思われかねず、気分を害される可能性さえあるため、言葉を選ぶ必要があり、難易度が高い。
 そんな理由から承認欲求を満たしてほしいと考えれば、満たしてくれる人が上司である以上、上司の評価を気にするのは当然なので、そのために上司に媚びを売るのである。

自尊心が低い


承認欲求を満たしたいと考えている人の特徴として、自尊心が低いことが挙げられます。自尊心が低いので、人を褒めたりすることが下手で、いつも承認欲求を欲しており、自分の話ばかりしてしまう。特に自慢話が好きである。上司に媚びを売り、部下を褒めることができていれば、悪い人ではないといった評価がされるのでしょうが、大体の場合が上司に媚びを売るが部下には厳しい又は上司にも部下にも媚びを売るなどしてしまっていることが多いのである。こんな人は基本的には嫌われるケースがほとんどであるが、この人は「承認欲求を満たしてほしいからこんな行動をしているんだな」と考えてあげれば、可愛く見えてくるし、接し方も楽になってくるのではないでしょうか。人は誰でも承認欲求を持っているのですから「失礼かな」とか考えず、誉めてあげればいいのです。意外と喜んでくれるはずです。それで気分を害したとしても小さい奴だなと思えばいいのです。そんな奴はやっぱり自尊心が低いかわいそうな人なのですから。

自分の承認欲求


 人は誰でも承認欲求を持っているので、私も例外ではありません。もちろんこの投稿も評価されたいので、たくさん人に閲覧してほしいし、「スキ」が欲しいです。ただ、前記した通り承認欲求が満たされたいんだなと他人に悟られるような行動は評価されないし、恥ずかしいものです。
 人とのコミュニケーションは、上司であれ部下であれ承認欲求を満たしてあげるようあげるような接し方を考えれば、円滑になることは間違いありませんが、自分の承認欲求は上手にコントロールしましょう。仕事の結果や他人への親切をした行動によって満たされると考えるのです。子供のころ親切をすればいつか帰ってくると聞かされましたが、帰ってくることを期待してはいけないのです。電車で席を譲ってみたり、少しの親切で豊かな気持ちになるものです。親切をしたことですでに気持ちは満たされその恩恵を受けているのですから、そもそも社会は少しずつの親切によって成り立っている思いませんか。

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