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お酒の神様【三輪明神】の大しめ縄は山田錦‼

2021年12月12日(日)
お酒の神様「三輪明神」で知られる大神神社の拝殿前の大注連縄(おおしめなわ)の掛け替えが行われました。

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この大注連縄は、岸和田の照友会により昭和29年から奉納されています。
大注連縄を造る際に、背丈の長い稲藁が必要になります。
短いものだと途中で折れてしまったり、稲藁が飛び出たりと、作りにくくなってしまいます。
そこで、草丈の長い山田錦の稲藁が候補にあがりました。。
しかし、現代ではコンバインの性能が良くなり、収穫と同時に稲藁を細かく裁断してしまうため、山田錦の稲藁と言っても、手に入りませんでした。
 どこか、稲藁を持っている蔵は無いのか?と探し求めたそうです。
方々に相談したところ、龍力さんが「自然乾燥稲木掛け」の山田錦を使用している。龍力さんなら持っているかも知れないという事で、三輪明神様から連絡があり、山田錦の稲藁をおわけすることになりました。
 まさに、お酒の神様である三輪明神より白羽の矢が立ちました。
私たちは、最高の素材を使って、美味しいお酒を造ろう。と取り組んでいたことが、思わぬ形で認められました。

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お酒の神様の拝殿の大注連縄が山田錦であるという事は、とてもうれしい事です。
そして、その稲穂が龍力「米のささやき」になっているという事もとても嬉しいです。

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稲藁だけでは、どうにもなりませんが、稲藁を大注連縄に加工してくださる照友会の皆様、大神神社の皆様の出会いが形になりました。
縁がつながり、広がっていく事は、酒屋冥利に尽きます。

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