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ワクワクが湧いてこない今の私に必要なもの。

潜在意識やスピリチュアル系分野に興味がある人なら一度は聞いたことがあるであろうことば「自分のワクワクに従おう!」。

理想の自分や実現したいことをイメージして、ワクワクすることが大切。そうすることで、想いは叶う...と。

もれなくそういう世界に興味がある私も、よく耳にしており “ふむふむ” とわかった気分でいたけれど、ふと気がついてしまった。

“最近の私、全然ワクワクどきどきしていない” ということに。

年を重ねて経験値が増えたから、ということはもちろんあるとは思うけど、それで片付けるのもなんかだなぁという私がいる。


もともと私は現実的なタイプで、想像力も「あれしたい~♪」というより、「あと5分でお店を出ないと最終電車に乗り遅れる。となると、タクシーで帰って…」とかなりリアリティがあり、かつ悲観的。

とはいえ、もっと若い頃は初めての場所に行くワクワクや、(こう見えて)サプライズ好きなので驚かす時のドキドキ感などがもっとあったはず。


イメージトレーニングと聞いてパッと頭に浮かぶのが仲のいいAちゃん。
彼女の想像力、いえ、妄想力は毎度笑わされると同時に、いかに自分が現実的な人間かを思い知らされる。

事あるごとに、「こんな時アンジェリーナ・ジョリーだったら…」「もし、ブラッド・ピットが…」とやたらハリウッドスターが出てくる(笑)

でも、その豊かなイメージ力で、シングルマザーでありながら、念願の海の近くの家を手に入れたのだから、やっぱりイメトレの力は本当だ!


持って生まれた性質もあるけど、私のワクワク力低下の理由は何だろう?と探ってみて気が付いたこと。

それは、イメージのストックが無いということ。

例えば、理想の暮らしを想い描くとき。
豊かな生活、好きなものに囲まれたシンプルな暮らし、というキーワードは出てくる。
でも、そこからイメージを膨らまそうとするけど、私の中にこうなりたいというビジョンが乏しいため、現在の生活をベースにした範囲での想像になりがち。

では、どうしたらいいのか?

それは、ストーリ―性がある本や映画に触れること。

確かに、ここ数年の私は読書はしても実用書メイン。
映像関係もインタビューや解説系のものが多く、映画やドラマもあまり見ていない。
昔は読書も大好きで、ジャンルを問わず色んなものを読んでいた。
映画も今よりはよく見ていた。

40歳を過ぎて新しい分野の学び熱が高まり、インプットはたくさんしてきたけれど、その多くはすぐに何かに役に立ちそうな実践的なものばかり。

確かに効率性、生産性を重視し、物語といった一見、非生産的なものに時間を費やすことに抵抗感があったのは事実。

それに、その学びは自分自身を見つめることが主たる内容だったため、自分持っているもので完結してしまっていたのではないかと。
特に、元々現実的な私は特に。

でも、そんな私も小学生の頃はイギリスの作家エニド・ブライトンの本でイギリス生活に想いを馳せたり、学生時代はドラマを見て自分の恋愛を妄想したり、と胸をときめかせていたはず。

ストーリーの余白から、自分であれやこれやと想いをめぐらせたり、もし自分が主人公だったらと気持ちを重ねてみる。

よく言われているけど、無駄なように思えるこんな時間が人生を豊かにするんだろうな。

効率的なことが好きな私には、これまたハードルが高いのだけれど。

まずは私の涙のツボである、わんこ系の映画でも見て泣いてみようかな?








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