オリジナル「Dizzy, Miss Lizzy」 Larry Williams
アルバム「Here's Larry Williams」 はとてもいい。
R&Bの1様式としてのロックンロールをここまでやりきって、かっこいいアルバムは、なかなかないのではないかと思う。バラッドもあるけれど、The Beatles がカバーした "Dizzy,Miss Lizzy" (1958年)をはじめ
Dizzy, Miss Lizzy / The Beatles (1965年)
ほとんどロックンロールで押し通しています。
猫も杓子もロックンロールをやっていて、自分もその流行に乗っかっている当時の状況をちゃかしながら
このスタイルが、わりと性に合っていたのではないかと思える。
Bluse の名曲 "Good Morning School Girl " もR&Rにして突っ走る。
little School Girl
Good Morning School Girl
/ Mississippi Fred McDowell
Good Morning School Girl / Muddy Waters
Junior Wells の funky なバージョン(1965年)とともに
Good Morning School Girl / Junior Wells
Ten Years After の Blues rock(1969年)バージョンに、大きな影響を与えたのかもしれない。
Good Morning School Girl / Ten Years After 映像
それでいて、ニューオリンズ臭さも、ちゃんとあるようにも感じます。
Elvis Presley など多くの人がカバーしたLloyd Price のヒット曲 "Lawdy Miss Clawdy " もカバーしています。
Lawdy Miss Clawdy / Lloyd Price
Lawdy Miss Clawdy / Elvis Presley
Live 映像
Chuck Berry のアルバムは、前に書いたように、多彩なスタイルの曲があるのがいいので
思いっきりロックンロールを聴きたい時は
「Here's Little Rechard」か、これを僕は聴きます。
Tutti Frutti / little Rechard
(この記事は以前 Instagram (philosophysflattail)に上げたものを手直ししたものです。)
今までに上げた音楽の記事
自己紹介の代わりに
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?