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後半は星野源さんとたわしとわたし『いのちの車窓から』にたわしおじさんが登場する奇跡

「人生が見切り発車なら、初投稿も見切り発車でいいのだろう。プロットはない。」と仮のタイトルにしたが、後半は完全に星野源さんの話になってしまった。やはりプロットはなかった。(ここ書き足し)

人生が完全に目的が定まって、しっかり準備をしてのスタートだとしたら、それはただプログラムを実行しているに過ぎない。そこには完璧だけがありそれ以外は何もない。

ならば、見切り発車でスタートした方がいろいろなワクワクがあって楽しいだろう。もちろんアクシデントもいっぱいあるけれど。

wonder ワンダーがいっぱいでワンダフル wonderful

この具合で書くと長くなるのは目に見えてる。くどい!簡潔に行こう。

はじめての投稿に特別な意味を持たせたいあまり、あれこれ考えすぎて煮詰まってしまい進まないよりは、もう書いてしまおう。後は野となれ山となれなのである。どうせ、ネットの中の大量のデジタル情報のひとつにすぎないのだから。

あと書きたいことは7つほどあるけれど、長くなるので絞ろう。

このnoteを始めた理由をいくつか。

先日、つけっぱなしにしていたテレビでNHKなのに星野源さんの『恋』が聴こえてきた。民放のドラマのエンディングなのになぜNHKで流れるのかと思ったら。

『逃げるは恥だが役に立つ』カップルだった星野源さんと新垣結衣さんが結婚を発表したとのニュースだった。

ニュースを観て「うわぁ」と喜びの声を上げるなんていつぶりかなと思った。

その日はもうなんかうれしくて幸せで、youtubeで『逃げるは恥だが役に立つ』のシーンを観たり、恋ダンスの動画を観たりで、気づいたらとても夜ふかしをしていた。

そして、ふと星野源さんの書いた『いのちの車窓から』を思い出した。

実は星野源さんは、たわしおじさんなのである。その証拠に『いのちの車窓から』の「電波とクリスマス」のイラストにはリードにつないだタワシを引いている星野源さんのイラストがある。あ、間違えました。引いていたのではなく背負っていました。タワシを。弾いていたのはギターでした。

電波とクリスマスの内容は、要約するのは無粋!短いのだから全文読んだ方が内容が伝わる。だから書きません。と書いておけば、解説する手間が省けるな。

というわけにもいかないので、いやいくのだけれども。まとめにもならないまとめを書くと。

まだ若いころの星野源さんが、ネズミさんも同居するようなボロアパートでギターをかき鳴らしていたころに感じていた思い、発していた思いが電波のように巡り巡って現在の横浜アリーナでのライブ会場に届いていた。思いが電波となって受信されていたという内容。

ほらね、要約するとさっぱり良さが伝わらない。やはり原文を読むべし。

これだけでも、最高に素敵な文章なのに、真蛸のエッセイには続きがある。あっ!なんだよ真蛸のって。まだ、このエッセイには続きがある。

ライブも終えた後日、星野源さんは友人のクリスマスプレゼントのお返しを買いに渋谷にいたところ、タワシをリードにつないで引きずるおじいさんを目撃する。ペットでなくタワシ。おじいさんでなくワタシです。当時スキンヘッドに帽子をかぶって、姿勢も悪かったため、確かに後ろから見たらおじいさんじゃよ。ふぉふぉふぉ。今日からワシはタワシじいさんじゃ。たわじぃとでも呼んでくだされ。

と書くと、また話が逸れるので、タワシおじいさんは老後の楽しみにしておいて、星野源さんの素敵なエッセイに私が載ってしまったのだ。実はそのエッセイの最後の方には結婚相手であるガッキーこと新垣結衣さんへの気持ちも書かれていたりするのでもあるが、そんな素敵なエッセイに私が載っていた。

ファンの視線を一身に浴びている星野源さん。今は新垣結衣さんの視線までも一身に浴びているのだろうが、星野源さんの視線を一身に浴びてエッセイにまで書いてもらえた者は、ファンの中でもかなり稀有な存在なのではないだろうか?

もしかしたら、『星野源さんの視線を一身に浴びた背中を同じシチュエーションで見る権利』なぞというものをネットオークションで出品したら、そこそこの金額で落札されるかもしれない。今度やってみよう。いや、やってみるかはわからないが。

そんなこんなで、何がそんなこんななんだとツッコまれるかもしれないが、ちょっと星野源さんの電波への感度が上がっていたのだろう。

そして、先日のスーパームーン。次は13年後なんてこともあって、連絡を取っていなかった友人など懐かしい人に、月を餌にLINEで連絡を取ってみた。まぁ、気まぐれなあいつが何か連絡をよこしたくらいの人もいたのだろうけれど、とても喜んでくれた人もいたり。電話だったら一人としか通話できないし、そもそもその人が電話ができるタイミングでないとだめだし。それに対してLINEはぱっとメッセージを書いて返事が来た人からまた書いて。時代は全く変わったなと思ったものだ。

そこで、ふと思った。多分、星野源さんが電波を発してくれていなければ、懐かしい人たちに連絡をすることもなかったのだろうと。もしかしたら、この後一生連絡することもなかった人もいたかもしれない。だから、星野源さんの電波を受信してしまった私は、やはり彼はとても素敵な人だと思う。

そんなわけで、最後に彼にメッセージを。


星野源さん、ありがとうございます。素敵な電波が伝わりました。


いつかギターを弾くだけでなく、タワシも引いてください。

「人生を変えた一冊」なんて大げさなと思ったけれど、こんなきっかけで何かが未来に繋がっていくならば、やっぱりそれは人生を変えた一冊。



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