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テレビと冷蔵庫の戦い

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こんにちわこんばんわ。
全ての増税に反対し、全ての減税に賛成する自由人、七篠ひとり(@w4rZ1NTzltBKRwQ)です。

突然ですが質問です。

「テレビと冷蔵庫の戦い」という言葉を聞いたことがありますか?

この言葉はロシアではメジャーな言葉なのですが、実はロシアだけでなく他の国でも「テレビと冷蔵庫の戦い」は繰り広げられています。

ということで今日はこの言葉について取り上げていきましょう。

「テレビと冷蔵庫の戦い」とは何か?

これは簡単に言うと

政府のプロパガンダと国民生活の乖離

を表す言葉です。

「テレビと冷蔵庫の戦い」における「テレビ」とは「政府のプロパガンダ」のことです。

一方で「冷蔵庫」は「実際の国民生活」を指しています。

つまり「テレビと冷蔵庫の戦い」とは

政府はテレビで「ロシアは西側諸国に負けないほど偉大で強靭な国家であり全てが順調に進んでいる」と喧伝するが、我が家の空っぽの冷蔵庫を見る限りそれは嘘だ

という政府を揶揄する意味で使われる「政治風刺ワード」なのです。

これには言い方を変えれば

テレビで何を言おうがロシア国民が大人しくしてるのは冷蔵庫が満杯のうちだけだ。

という政府への圧力という意味も含まれています。

もちろん政府も冷蔵庫を空にしてしまえばプロパガンダは通用しないどころか、反政府世論を燃やす燃料になってしまうことを理解しています。

だからこそ国内経済を軽視することはありません。

そしてこれはロシアだけに限った話ではなく、例えば中国でも同じです。

実際にコロナ禍における中国ではSNSに空っぽの冷蔵庫の画像を上げ政府のロックダウンに抗議する運動が起こったこともあるように、当然ですがどこの国の国民も優先するのは我が家の冷蔵庫であってテレビではないのです。

つまりテレビから流れてくるのはプロパガンダだと把握したうえで

なんでもいいけど冷蔵庫だけは空っぽにするなよ!

という世論があることを示しているのが

テレビと冷蔵庫の戦い

というわけです。

さて、昨今の政権支持率を見てもわかるようにもちろん日本にもこの戦いは存在しているはずです。

しかし多くの人は減り続ける冷蔵庫の中身のことより、

「所得と成長の好循環を実現する」と繰り返すテレビに向かって「もっとばら撒け」と怒っていませんか?

政府に冷蔵庫の中身を献上して「ばら撒け」と言っても冷蔵庫の中身は増えません。

冷蔵庫を一杯にする方法は「食べ物を買うための私たちのお金を持っていくな!減税して金返せ!」であり

取って配るなら最初から取るな!

です。

ということで今日の記事を読んで「このままでは冷蔵庫が負ける」と思った方は是非一緒に減税運動をやりましょう笑

では、今日の記事はここまで。

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それでは、ナイス減税!

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