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私は前を向いて

何の気なしにnoteをはじめたら、
楽しくなってライターになりたいなんて思うようになった。

ここ3ヶ月で急速に自分のことを考えて、
とことん考えて、とにかくがむしゃらに毎日を過ごしている。

今日は7時間休憩もなく、
食事もとれず嵐のようにバタバタ働いて、
帰ってきてそのままソファに寝転がり
ロッキング・オンの音楽文.comに2000字のコラムを書いて投稿した。

ここ数週間うまく寝れてもいない。
うーうー無理やりベッドに入り、
もちろん爽快に起きれた記憶もない。

爪を噛む癖が悪化し、爪の長さは過去最短。
気づいたら周辺の皮膚までぼろぼろになっている。

定期的にくる東京に逃走したい欲もそう。
もう遊ぶお金はとうに底をついているのに
まるで止められない。

……なにもかも お父さんのせいだ。

ふと無意識にこんな一言を打ってしまう。


29年間、私の甘えの元は全て
父の存在があったからだ。

どんなに私が言い訳していようが、結果を出せなかろうが、父は常に金銭的に援助してくれていた。

母に対する甘えとは全く違う。
父がいれば、私はある程度好き勝手出来るという甘え。

私はそんな貴重な存在を
2017年7月31日に失ってしまった。

「親が死んで悲しい」という一言では
片付かないほどの損失、痛手。

これからどうやって生きていけばいいのだと真剣に思ってしまうくらい、深刻な私の父への精神的依存。

失って気づくとは良く言ったもんで、
本当に今になって分かる。
私まじで自立する気ゼロでしたね!!!


ん?でも、「親が死んだら自分も死ぬ!」って
10代の頃から言ってたわ。よく考えたら最初っから自立する気なかったわ。そうだわ。

とりあえず、現実問題、私にはまだ
とんでもなく危なっかしい母がいて、
結果を出しまくっていて頼もしいけど、
これまた危なっかしい年下の旦那もいる。
同じ遺伝子を持つけど違う星に住む(思考回路がまるで違う)またまた危なっかしい妹までいるとなりゃ、リアルに考えても死ねない。

さあどうする私!長女って大変!
どうしたもんか!

その結果がこれなのかもしれない。

極限まで何かで埋め尽くす毎日。
考えないようにしていても、それはそれはナチュラルにまとわりつく父の存在。
なんなんだよ!くそったれ!!

こうならなければ私は一生このままだったんだから良いことだったとも思えるし、私と父はお互いを気遣い合う環境が苦手なので、変な話
自活出来ないレベルの要介護になって生き延びなかったのは、結果として私と父の為にも良かったんじゃないのかと、悲観だけしているわけではないのも本当だ。

ただ、やっぱり
「そこにいない」という事実を
まだ認められていないのも本当だ。

父の新しい名前が彫られたお墓を
新しい雑巾で拭いたって、
まだなんのことか分からないのだ。


NakamuraEmiが歌っている。


「ついてかないわよ ついてかないでしょう
だって私にはまだ やる事があるから

本当は一緒に 本当は一緒に。

私は笑って 息を吸って
前を向いて歩く」

私には今日も変わらない生活がある。

確かに燃えないゴミの日はやってくるし
新聞は毎日お店に届く。


越えていかなくてもいいのだ。

どうせ父はその辺で
花になったり土になったり風になったり。
めいっこにはお月様になったと思われている。

それでいいのだ。


それを曲にしてしまえる
NakamuraEmiのすごさ。
私はもう激プッシュである。知らないなんてもったいない!みんなも聴くべき!!!!


NakamuraEmi
NIPPONNO ONNAWO UTAU Vol.5
絶賛発売中です!!!←誰


#エッセイ #音楽 #NakamuraEmi #父

おーすーしー!おすしーおすしーおすしー🍣!!