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【別府】第六感が芽生えそうな漫喫

※一部の写真に過激な文が含まれていますので、
苦手な方はここでお引き取りください。

「かなりディープな漫画喫茶があるんだけど、行ってみない?」
そう同僚に誘われたのが、私と「書肆ゲンシシャ」との出会いだった。

一歩足を踏み入れると異様な雰囲気が来客を迎え入れる。所狭しと並んだ本棚と、不気味な写真・人形の数々。

「ワンドリンク制で1時間1000円。図解や本が読み放題です。」
そう告げられて手渡されたのは、本のテーマが載ったメニュー表。

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目を疑うメニュー表

「・・え?」
想像するにヤバそうなテーマの数々に、戸惑いを隠せない。

「おすすめは何ですか?」とオーナーに尋ねると
「そうですね、なかなか他では見ることができないので、4番の〇体はどうですか?結構、女性の方でも一人で見て帰られますよ。」
「・・・・結構です!!!」
とはいえ、折角の機会なので自分では絶対に選ばないものを読みたいと思い、無難にも(?)私は「遊郭」を選んだ。

『これが客引きする遊女たちです。こちらは「花魁」の生写真です。』
オーナーがウキウキした足取りで、次から次へと倉庫からマニアックな品をもってきてくれた。

江戸時代に活躍した花魁の写真や、
別府の浜脇に昔栄えていた浜脇遊郭の写真など
どこで手に入れたのか全く見当もつかないけれど、
貴重なことだけは分かる品ばかりだ。

詳細を書きすぎると、訪れる人々の楽しみを奪ってしまうことになるので、ここでの記載は控えようと思う。

一風変わった旅を楽しみたい人、退屈な日々に刺激を求めている人、ネットでも知れないマニアックな情報をゲットしてみたい人ならば、一度は訪れる価値があると思う。そして店を去る時、あなたの第六感が覚醒しているかもしれない。

何気なく飾られている骨董品にもディープなストーリーがある





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