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ハタチ

お久しぶりです。たゆたです。
2ヶ月ぶりですね〜。
何度も何度も記事を書こうと思い、チャレンジはしてみたものの、自分の内で蠢くものをうまく言葉にできず、書いては消して、書いては消してを繰り返していました。
だけど、どれだけ不器用で、見苦しく、納得いかなくても自分の内にあるものを外に出していく必要があるなと思ったので、あまり気を張らず、またゆるりと書いていこうと思います。よろしくお願いします。


ついこないだ誕生日を迎え、僕はついに20歳になった。
「やっと20歳か〜。おめでとう。」と祝福してくれる周囲に対して、別にお酒を飲みたいわけでも、タバコを吸いたいわけでもない僕にとっては、20歳になることは待ち望んだものではなかった。
10代が終わってしまうことが悲しかったし、
まだまだ未熟で、知らないことばかりである僕が正式に大人の仲間入りをしてしまうことが怖かった。
だから20歳になる誕生日は、これまでの誕生日と違って、まだかまだかと待つものではなく、近づいてくることに恐れを抱くものだった。

だが、恐れていたって何かが起こるわけではなかった。
僕は20歳になっただけなのだ。
いつも通り朝を迎え、やがて夜が訪れる。相変わらず地球は回っている。
20歳になったって、何気ない日々を過ごしていくだけだった。

だから僕にできることは一つしかない。
それはひたすら前に進んでいくことだ。生きていくことだ。
10代の終わりに悲嘆し続け、この先の未来を恐れるのではなく、10代が僕に与えてくれた全ての思い出と、それに付随する全ての喜びと悲しみと苦しみと悔しさとに感謝して、僕は生きていこうと思う。

僕はまだまだ未熟で、知らないことばかりで、だからこそ生きようと思う。
生きていくことでしか、知ることも熟すこともできないだろうから。

1歩1歩、自分のペースで、無理ない範囲で、
生きていこうと思う。













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