背中

いつだって忙しない君は、隣の僕より小さな画面の向こうにいるみんなに夢中だ。


そんなの仕方ないってわかっているけど、気持ちはそう簡単に割り切れない。


しとしと降り出した雨が僕の気持ちに追い打ちをかけるようにのしかかる。


僕ばかりが君を想っているようで、君にはそれがちっとも届いていないようで、苦しくてたまらないんだ。

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