『まずは動け』の『動け』って何? (ゴール、ゴール、ゴール!②)
こんにちは。Tayutoです。
スキをいただいたり、フォローいただいたり、嬉しくて涙が出そうです。
励みにしておりますので、今回もお付き合いください。
前回は、KGIとかKPIのお話しをしました。
じゃ、それをどうやって達成していくのよ、って話しになりますよね。
今回はその辺りのお話しをしようと思います。
『動け』のアクションプラン(=行動目標)のお話しです。
アクションプランって何よ?
アクションプランとは、『目標(KPI)を達成する為に、そのプロセスを具体的に細かいタスクに切り分けて、期限を付けて実行していく行動計画』ということになります。
ここでは、『期限を付けて』という事が大事だったりします。
順を追って説明させていただきますね。
まずは下の図を見てください。
ある小売店、仮にですが、ジュエリー屋さんの店舗だとしますね。
アクションプランを立てる場面です。
ちょっとここで、私もアパレル会社勤務時代にやってしまっていたお恥ずかしい経験を挟みます。
当時、本部の営業(=店舗の売上管理的な役割)だったのですが、各店長さんに『昨年対比○○%を目標に頑張ってください!』とか『客単価アップがカギです!』とか、平気で伝えてました…
具体的でもなければ、KPIやKGIを読み上げるだけで、なんの策にもなってないヤツです。
さて、アクションプランに話しを戻します。
上記ジュエリー屋さんの例は、店舗のお話しなのでKGIは『売上』とします。(一企業という事であれば、KGIは利益の場合もあるでしょう)
まず、売上というのは、図のように【購入客数】と【客単価】に分解されます。
ちなみに、ここの箇所は掛け算ですね。
分解を進めてみます。
【購入客数】は【来店数】と【購入率】に分解されていきます。同じように【客単価】、各々の下位概念、例えば【再来店(リピート)率】だったり、【セット購入率】だったり、分解できるところまでやってみます。
もし、図の2nd KPIの箇所のように、【来店数】か【購入率】の所に問題を発見したらどうしましょう?
【来店数】が問題なのであれば、
顧客にお電話を掛けて、来ていただこう
LINEを知っているなら、LINEで連絡してみよう
お手紙を書いてみよう
新規顧客獲得のために呼び込みをやろう(今の時代はやらない??)
などが出てきますよね?
これがまさに、アクションプランなんです!更に言うと
【〇月〇日の閉店時までに、誰が何を何件やる】
と期限と責任者(担当)を決めなければなりません。
よくやりがちなのですが、【来店数】が問題なのに、『新作のおすすめのジュエリーを必ず見せる』とか『笑顔でお見送りを徹底する』とかやっちゃいませんか?
もっとひどくなると、前例の過去の私のように、全てをすっ飛ばして『前年比を死守!』とか言い出してしまう(笑)。
分析も分解もしてないと、こういう事も起こります。
的外れな分析をしている場合も同じです(笑)。
まとめますと
回りくどくなりましたが、このアクションプランというやつ、要は『自分でやろうと思えばできる事』になっているんですね。
電話しても、手紙を書いても、来てくれるか分からない、ような数値(KPI)なんかを行動計画(=アクションプラン)にしてはいけません。
KPIを達成する為に行動、アクションする為のモノなんですから。
細切れにお伝えしている、KGIやらKPIやらアクションプラン周りのお話しですが、次回はどうしたらスムーズにアクションができていくか、のようなお話をさせていただこうかと思っています。
今日もありがとうございました。
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