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何がそんなに不安なの?

ども、ずーです。
ここ数年性格が変わってきて、落ち込んだり、不安になったりすることがほぼ無くなりました。
今までの経験とYouTubeの本の要約チャンネルやstand.FMや読書のおかげかと思うんですが。

しかし、私の周りにはリアルでもSNSでも不安や悩みを抱えてる人たちはいっぱいいるわけです。

先日もstand.FMのアーカイブを聴いていて、朝起きるたびに不安にかられるという方がいらっしゃって、「毎日それじゃしんどいよな」過去の自分を思い出しました。

今日は私の不安や後悔心配事との向き合いかたをお話したいと思います。
どなたかの参考になれば幸いです。


そもそも私、若いころだいぶ病んでました。

高校を卒業して、地元の企業に就職。
仕事は一般事務。特に難しいことは無く、残業もほぼ無く、周りの方も優しくて何の不満もない職場仕事だったのに

月曜になると「仕事行きたくない」

誰でもそういう感情はあると思うのですが、私の場合、行きかけても戻ってきてしまう。
月曜日は月に2~3回休んでたと思います。
その仕事は2年ちょっとで辞めて、そのあとの仕事からはちゃんと行けるようになるのですが。


そして、結婚をし子供が生まれ専業主婦をしていた時はさらに病んでた。

旦那が飲み屋の彼女からもらってきたポロシャツを切り刻み、庭に捨てたり、旦那がその彼女との連絡用に契約したケータイ電話をトイレに流したり、彼女との写真を見つけては台所で焼いてみたり。

次の収入がいつかわからないのに、お財布に83円しかないことだってありました。
私が衝動買いしたわけではありません。

幸いなことに息子の存在が私をギリギリのところで踏みとどまらせていたのかもしれません。
息子には普通に接することができていました。もっと精神状態がひどければ虐待もしていたかも。

そして、あることをきっかけに息子は私一人で育てる決意と覚悟ができました。

それからは、病んでいた精神状態が落ち着いてきて、今こんな能天気です。


何が原因だったのか?
その時は解りませんでしたが、その後なんとなくわかるようになります。

精神科や心療内科に通ったことはありません。
今までの経験と心情を思い返し、一般に出回っている心理学の情報などでこれが原因かと思いつくものがあります。

私は子供の頃、心にすごいストレスを抱えていました。

私が小学低学年のころ母が借金を作ってしまったのです。
最初は少量だったようですが、返済のために芋ずる式に借金を重ねました。
いわゆるサラ金ってやつです。

で、一度は母も働いて、父と協力して返そうとしたのですが、その間ヤクザな借金取りが毎日のように家に押しかけ、電話は鳴りっぱなしでした。

しかし、まだ子供。しかも10歳にもならない私は家にいるしかありませんでした。
近所の友達は「ヤクザが毎日来ているような子と遊んじゃダメ」と親に言われていたんでしょうね。気づけば仲間外れにされていました。
(当然ですよね。そこを責める気はありません)

で、私はヤクザな借金取りの応対をさせられていたんです。
「電話に出て『母はいません。』って言いなさい。」って言われ、玄関での対応も「お母さんはいないって言ってきて」と言われ。

兄も弟もいたんですが、子供まして女の子にはヤクザも脅したり怖がらせたりしないだろうと母も思ったのかもしれません。

でも、怖いよね?
いつもいる親や学校の先生や近所の大人に叱られるのだって怖いのに
見るからにいかにもなヤクザさんですよ。
何もされないって言われてわかっていたって、怖いよね?

そんな生活は母が家を出ていってからしばらくして終わりました。
10歳くらいの時だったと思います。
その間2年くらい、ずっと怖い日々を過ごしてきました。

で、ここで会社に行けなかった原因があるわけです。

電話が怖い。

その頃はまだ、パソコンが1課に3台くらいしかなくて、電話でやり取りが主流でした。
電話を一番先に取るのは新人の役目。後輩が入って来ても事務員なら最初にとるのが仕事です。
頭ではわかっています。ヤクザからの電話はかかってこないって。
でも、どうしても辛かったんでしょうね。月曜日が嫌いになりました。
その時も気が付いていて、自分に言い聞かせていました。
(ヤクザはいない。ヤクザはかけてこない)って。
でも、やっぱり月曜日が嫌い。
で、次から電話を取らない仕事しました。
今は、ほぼパソコンでやり取りができるので事務仕事もできるかも。
というか、今はこのトラウマほぼ顔を出すことがありません。

で、専業主婦だった頃の病み状態はわかると思います。
旦那は遊び惚けて、生活費入れてくれない未来への不安。
お財布に82円って。次いつお金が入ってくるかわからない生活が私には耐えられませんでした。

息子と二人で生活を始め、がむしゃらに働いて子育てしていく中で良い友人にも恵まれ、アドバイスしてくれる先輩もいっぱいいました。
実はその人たちはSNSで知り合い、一回も会ったことない方ばかりです。
使っていたSNSは閉鎖されてしまったので、彼女たちが近況を知ることはできませんが今も感謝しています。


でね、私の不安との向き合いかたを教えるね。
出来そうならやってみて?
不安って何種類かあって、
1:過去が原因
2:未来が原因
3:今が原因

1の場合の私の対処法
過去が原因で病んでた私ですが、この怖い思いを思い出す時にすること。
「ああ、そうか。そりゃ、怖かったよね。辛かったね。」って慰める。
「わかるよ。私だって今そんななら怖いし、辛い」って共感する。
「でも、今は大丈夫だから。平和に穏やかに生きてるか」って安心させる。
「でも、私はそんなあなたが大好きよ」って抱きしめる。
自分の不安と向き合って、話を聞き、共感し、慰め、安心させて「大好き」って自分を抱きしめる。
まるで大切な親友を励ますように客観的に優しく包んであげる。
これを何度も何度も繰り返す。
時間はかかるけど私はかなり不安から解消されました。

2の場合
未来が原因で心配している時は。そのことついて調べたおす。
今はスマホやネットでなんでも調べられる。
健康やお金のことを損得無しで教えてくれる人がいっぱいいる。
その情報の良い部分も悪い部分も両方聞き、自分で精査し判断する。
これも判断することはすぐにはできないけど、時間をかけて調べると社会情勢や研究が進んでなるほどと腑に落ちることがある。
知らないから怖い。
不安の80%は実際には起こらない。16%は準備次第で対処できる。残りの4%が起こったとしても事実のとらえ方で何とでもなる。
(コップの水が半分しか入ってないと思うか、半分もあるって思うかの違い)

3の場合
今の不安も2と似ていて、調べまくる。時には役所、弁護士、医者などの専門家の意見を聴いたり、その状況を乗り越えてきた先輩(実際には年下でも)に相談する。
とにかくじっとしてない。動く。考える時は「どうしよう?😢」じゃなくて
「じゃ、どうする?ニヤリ」って自分に問う。
動いて、動いて、打つ手が無くなった頃になにか状況が変わるかもしれないし、良い情報が入ることも多い。


今回長いね。
ここまで読んでくれて、ありがとう。

貴方が今もこれからも穏やかに暮らせますようにお祈りしています。

今日は旧正月。赤いものを身に着けて、お餅食べて元気に過ごしましょう。

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