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“ロールモデルを発信”→もっと学生がDoooする空間に!大山友理さん(後編)

柿次郎:Dooo編集長の徳谷柿次郎です。今回も前回に続いて学生団体「Woman’s Innovation」の大山さんにお話を聞いていくぞ!!

大山:Dooo!!(笑)


前回のDooo

「Woman’s Innovation」は各界で活躍する様々な女性をロールモデルとして取材しSNSなどで情報を発信する学生団体。その代表を務める大山さんは、高校3年生の時に団体を立ち上げ、総務大臣就任直前の野田聖子議員に2か月間アプローチ続け取材を取り付けるなどDooo!!の精神に溢れた大学2年生です。そんな大山さんに柿次郎が紹介したい方がいるそうなんですが・・・?



*****Dooo!!*****


男性側に向けて意識していること

柿次郎:こういう活動は女性だけに伝えるだけではなく、ある意味男社会ってものが強固にある部分と男性側がちょっとずつ変わっていかないと難しいのかなっていうのをさっきお聞きして、そこはけっこう意識しているとこですか?

大山:そうですね。この活動自体は女性だけに発信するっていうのは違うなって思っているんですよね。「生き方に正解はない」っていうのは男女ともに変わらないと思っていて。


大山:ロールモデルに出会う機会が少ないのは女性特有の問題ではあるかなと思っているので、ロールモデルに出会って発信していくっていうような段階で、男性も、女性であっても、いろんなロールモデルを見続けることで彼女であったりとか、友達が人生の分岐点に立った時に「この人もあの時挫けそうになっていたけど、ここが自分の分岐点だと思って、また立ち直って頑張っているんだからできるじゃん」というようなことを男性側も女性の背中を押してくれる存在であってほしいなって思っていて。お互いの人生を応援できるような社会を実現するような事が今「Woman’s」のテーマかなと思っていて。


*****Dooo!!*****

大山さんに会ってほしい人が・・・

柿次郎:僕も結構全国のパワフルな女性を取材して記事にしている1人に、大山さんに会いに行って欲しい人がいるんですけど、長野と東京の二拠点生活をしていて、今の長野県の知事、阿部さんが就任した時に自ら頭を下げにいって「私の後援会長になって下さい」って言った樽川さんっていう・・・女性議員を増やさないと女性のあり方とかを変えるのが難しいって事を5、60年前にやっている人がいて。

地元のケーブルテレビ局で特集されたタイトルが「スーパーウーマンバクハツ」っていうすごいもう(笑)

大山:それだけでエネルギー感じますね(笑)

柿次郎:エネルギーがもう「エクスプロージョンばーん!」みたいな。それぐらいのエネルギー、パッションを持った人で。

おばあちゃんの影響

柿次郎:大山さんも自身のお婆ちゃんからの影響も?

大山:凄く大きいですね。私のお婆ちゃんは弱音をはかなくて、誰に対しも平等でいつも笑顔で。人間って完璧じゃないなって思うんですけど、お婆ちゃんだけは本当に完璧だったなと思っていて。

大山:今は認知症になって要介護4で最終ステージにきていて、何にも分からない状態で。でも会いに行くと「ありがとう」って言うんですよ。誰に「ありがとう」を言っているのか全く分かってないのに「ありがとう」って言うようなことが口癖として出てくるっていうようなそういう生き方をして。今までの蓄積があって「ありがとう」って言葉が、お婆ちゃんの中で記憶が失われても自然に出てくるんだなって思っていて、私自身もお婆ちゃんみたいに「ありがとう」って素直にずっと言い続けられる人生でありたいなって思っていて。自分がボケたとしても。私のお婆ちゃんはブティックをやっていたんですね。ブティックを経営していて、認知症になる手前の時までやって、ちょっと怪しくなってから辞めたんですけど。宮城の方でブティックをやっていて、ある意味お店がみんなの心のよりどころになっていったようなところがあって、お婆ちゃん自身がいろんな人の話を聞いてお客さんとして受け入れるんじゃなくて、対人というかある意味そこでお婆ちゃんはコミュニティを作りだしていたのかなと思っていて。お婆ちゃんの影響はもの凄く強くて「Woman’s」が学生団体っていう側面だけじゃなくて、人と人とが繋がって何か変わっていくとか、人と人とが繋がって何か自分たちの中で変化を起こしていくっていうところの原点にあるのはやっぱり私のお婆ちゃんが大きいかなって思いますね。ある意味自分の中でロールモデル、この活動を始める前からのロールモデルって・・・誰かひとりあげるとしたらお婆ちゃんかなっていうようなことを感じますね。みんなから尊敬されていて私だけじゃなくて母の親友も「ロールモデル誰ですか?」って私が聞くと「あなたのお婆ちゃんだよ」って言うんですよ。もうみんなのロールモデルなのでそういうようなロールモデルがもっともっと広がっていくといいなって思いますね。

柿次郎:みんなのロールモデルって言葉いいですね。アニメとかにしてほしいですね(笑)

*****Dooo!!*****


影響を受けた映画「マイ・インターン」

柿次郎:人生で影響を受けた本とか映画とかありますか?

大山:「マイ・インターン」って映画があるじゃないですか?

柿次郎:あーはいはいはい。

大山:あの映画とかはやっぱり、主人公の彼女が仕事でどんどんステップアップしていくと家庭が上手くいかないとかそういうようなエピソードがあって。何で両立が難しいんだろうっていうのをメッセージとしては届いてきたんですけど、じゃあそれをどうしたらしいいのかっていうようなところがあの映画ってなかなか見えなくて。やっぱりみんなもがいているんだなって。だから焦らなくていいけど、みんなもがいていて生き方に正解はなくてそれぞれ段階段階でみんなモヤモヤするんだなっていうようなことをあの映画から凄く感じましたね。



津田梅子が五千円札に

柿次郎:いつも気になったニュースみたいなものもお聞きしているんですけど、何かテレビとかネットで、まぁ良いニュース悪いニュースあると思うんですけど。

大山:津田梅子が五千円札になるっていうようなことが凄く自分の中でというか、友人たちとも大学でめちゃめちゃ盛り上がって。

大山:っていうのも私今津田塾大学に通っているんですけど、あの時代に自分でバイタリティーを持ってあの行動力って凄いなって思っていてどこからあの行動力の源が出てくるのかなって思うんですけど。やっぱり学校の校風としてみんな自立していて自分のやりたいこと探しをしていたりとか、自分のやりたいことを実際に見つけて貫いている友人がいたりとかして、津田梅子っていうのがある意味自分たちのロールモデルになってるかなっていう部分は凄くあるので最近気になったトピックスはそれですね。


*****Dooo!!*****


地方の学生とつながりあえる空間を

柿次郎:今後大山さんも就職とか、今2年生ですもんね?

大山:なりたてです(笑)

柿次郎:ずっとやっていく予定ですか?この活動自体を(Woman’s)。自分がより働くってとこに入った時に、また考え方とかも変わるかもしれないですし。どうなっていけばいいのかなぁとか、決めなくて全然いいとは思うんですけど。

大山:そうですね。自分たちのやりたいことをできるってことの手段が今「Woman’s」であって、それがどんどん形として変化していくこともあると思うので、残り2年間の大学生活、4年生までは「Woman’s」を学生団体として続けていきたいなって思っているんですけど。ここからはコミュニティとしてもう少し都心近郊の学生たち、自分たちと同じ学生だけじゃなくて、もうちょっと地方に広げていきたいっていうような思いがあるので。オンラインコミュニティをやりたいと思っているんですね。オンラインコミュニティをやりたいっていう思いに至ったっていうのも、やっぱり都心近郊のロールモデルにしか今「Woman’s」って出会えてなくて、偏っているなって凄く感じるんですね。これからはオンラインコミュニティを通じて、地方の学生と名所とかも見つつそこの中にいろんな先ほどおっしゃっていた方々(樽川さん等)に出会いに行くみたいな旅行ツアーを企画したいなって思っていて。

柿次郎:めっちゃいいですね!

大山:そういうような機会を通じてみんなと繋がり合うような空間をもっともっと広げていきたいなと思い、今がありますね。

柿次郎:もし何か、何々県とかこういう町に行きたいって言ってもらえたら、僕現地の人をいっぱい紹介できるので!

大山:是非是非!今年いっぱいやっていきたいと思うので。

柿次郎:いろんなクラウドファンディングとか、そういう仕組みで旅行・ツアーの費用をあずかって代わりに行ってそれを発信するっていうようなことも今はできますからね。

将来は・・・

柿次郎:オンラインコミュニティ以外で将来何かやりたいこと、大学4年間やってみてそれ以外に、それこそ今「ビジネスインサイダージャパン」でインターンしたりとか、職業的にこういうことやってみたいなとかありますか?

大山:もうこれは私の中で決まっていて、経営者になりたいんですよ。

柿次郎:あ!なるほど!もう経営者へのビジョンがあったんですね!

大山:はい。経営者になりたいっていうようなことがあって、私の父も経営をしているんですけど。お母さんの実家も商いをやっていて、商売一家なのでそこに凄く影響を受けていて。自分が前に立って一緒にみんなと並んで自分たちのやりたいことを実現させていくっていうようなことを今「Woman’s」でやっているっていうところで、凄く心地が良くて自分の性分に合うなって思っているので、そこを踏まえるとやっぱり経営者になりたいって思っているんですよね。私、お婆ちゃん以外で凄く影響を受けたロールモデルで言うと、小学校5年生頃から本田圭佑選手の大ファンで。

柿次郎:あーそうなんですね!サッカーの!

大山:めちゃめちゃ大好きなんですよ。超崇拝していて、本田圭佑選手が今自分たちのような、夢を持っている人たちを応援するようなことをやっているというところも踏まえて、将来的に自分でつくった会社に投資していただくような形で夢を叶えたいなって思ってますね。

柿次郎:なるほど。そういう公言しておくの大事ですよね。

大山:実際に私、手紙に書いてしまったので本田選手に。

柿次郎:そうなんですか!?

大山:「働きます」って本人に言ってしまったので、これはもう絶対に叶えようと。

柿次郎:あとはもうやれば!Dooo!!してつくっちゃえば。

大山:Dooo!!するのみ(笑)

柿次郎&大:はははっ(笑)


*****Dooo!!*****


柿次郎:大山さん今日はDooo!!の収録ありがとうございました。

大山:はい!ありがとうございました!

柿次郎:Doooでした?

大山:Doooでした??(笑)

柿次郎&大:はははは(笑)

柿次郎:Doooでしたか今日?

大山:もうアドレナリンが放出しまくってずっと汗かいてます。

柿次郎:本当ですか!?やっぱりしゃべるって結構エネルギー使いますよね。

大山:本当にもう何か凄い(笑)

柿次郎:結構言葉の棚卸しみたいなことできましたかね?

大山:でも、なかなかしゃべるって難しいんだなって思いました。

柿次郎:いや、めちゃくちゃ凄いしっかりしゃべれてましたよ!

大山:もう何か反省いっぱいですねー。

柿次郎:本当ですか!!?

大山:もっともっとしゃべりたいこといっぱいあったから「あそこカットできたなぁ」って自分で思います、本当に。

柿次郎:そこは上手いこと編集してもらえれば大丈夫です!

大山:テレビ難しい!

柿次郎:では、こちらの写真は普段の活動のみんなの集合写真?
イベントの時ですかね?

大山:そうです。つい最近やったイベントの写真で80人近く集まってくださって、そのうち60人が自分たちと同じ大学生と高校生っていうようなイベントを開催しましたね。

柿次郎:じゃあこれでね、出会った人とかの話し聞いてまたこう・・・

大山:そうです。ここでもまたいろいろ繋がっていて、ここからの繋がりでみんなでご飯会行こうっていうようなことがあったりとか。本当にいろんな繋がりが生まれていて「こうやってイベントをやることである意味コミュニティをつくれているよね」ってことを友人に言ってもらえて。私がいつも言っている「サードファミリー」がここの場所で体現されてたよってことを言ってくれたことは自分にとって大きかったなって思いますし。何かやっぱり頑張りきれない時とか、挫けそうになった時に仲間がいるっていうようなことを自分たち自身も感じられたりっていうようなことをする空間として・・・やっぱここで生き方に正解はないっていうメッセージを感じられたのは自分にとっても凄く大きかったよ、っていうようなことをメッセージとしてもらえて、凄く大きいイベントだったなぁって思います。

柿次郎:なるほどぉ。

大山:これからの活動のエネルギーになるなぁと思いますね、こんなに集まっていただいて。

柿次郎:いやぁ~もうあとね、今19歳?

大山:19です。

柿次郎:本当にね、人生100年時代ずっとDooo!!し続けるんだろうなって今日分かったので今後楽しみです!

大山:はい!

柿次郎:じゃあじゃあ今日はこんなところで、みんなまた!会おうね!

柿次郎&大山:Dooo!!

【完】


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