怖いの先にオモロイがある
ある日、炎天下の中サイクリングをして公園でひと休みしていた。
小学4.5年生くらいの男の子が3人自転車に乗ってやってきて、目的地に着いたところで自転車を停めた。1番後ろの子がボーっとしていたのか、停まる場所を把握していなかったのか、急ブレーキで前の2人に衝突しそうになった。
なぜか男の子3人は大爆笑。
『あぶねー!ww』とケタケタみんなで笑っていた。
今の出来事でどうして笑いが生まれたのか。
別に爆笑の出来事ではない、リアクションとかも特殊だったワケでもない。
『怖いこと自体が面白い』のかもしれない。
たしかに子どものころはよく無茶をしていた。
高い気や公衆トイレの上に登ったり、山奥を探検したり、その度に小さな怪我、ちょっと大きめの怪我をして、下手したら大事故になるようなこともしてきた。
その時って知らない景色をみたり、ちょっとドキドキすることにワクワクしてたんだと思う。
これって成長してからもそうだよな。
中学高校と部活でサッカーをしていたけど、勝ったときの大きな喜びがあるのは、負ける可能性の怖さを知っているからていう怖さがあるから。
オリンピックやワールドカップを熱狂して応援するのは、負けたら悲しい悔しいという感情が表裏一体だから。
大人になって仕事をしてからもそうだと思う。
今のレベルよりもちょっと高いハードルの仕事を任されると、失敗するかもしれないから怖い。しかも正解を誰も知らないし、自分で考えて行動するしかない。道のりの長いプロジェクトだと、先が見えづらく、成功の想像も難しくなってくる。
けど、うまく行った時、最高に面白い。
怖いを乗り越えたから、楽しいし。
逆に失敗して怖い思いしたら、その話題は数年後には酒の肴になる。
怖いことを沢山してる人ほど、人生はオモロく深みがありそうだ。
オリンピックに出ているアスリートや、
日本のトップ企業の経営者や大臣レベルの政治家。
一般人じゃ計り知れないプレッシャー(怖さ)と戦っている。彼らがどんなに怖くても逃げないのは、プライドとかお金とかそんなプライドもあるだろうが、プレッシャーの先の面白さを追求してるんだと思う。
ついでに女性が男性が好きになるのも一緒じゃないかな。
面白くて、優しい人が好きって、よく言うけど、きっとそれは嘘だ!
好きなタイプは、面白くて、優しい人が大前提。
恋に落ちたいのは私をソワソワドキドキワクワクさせる人。なんだろうな。
ヤンキーって結構モテるし、浮気しがちなチャラ男もなんだかんだモテるし、リスク背負ってる経営者もめちゃくちゃモテる。
だから僕はヤンキーにはなる!というのは嘘で、
ヒリヒリしたビジネス人生を送り、成功していく経営者になるぞ!
そして、スキンヘッドの僕は怖く見られないように、表情柔らかくなるメガネとか、無難な服装しがちだったけれど、
あれ?なんか怖そう、強そうみたいな第一印象になってモテるようになろうっと!
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