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58歳はどう考えて転職したのか

著書を出版したら、インタビューを受けました。

そんな、うまい具合に取材依頼が飛び込んでくる、なんてことはありません。

noteなどで活躍されている「無名人インタビュー」という皆さまがおられます。希望者に日々インタビューをしておられます。

存在は昔から知っていて、noteの記事をフォローしていただいていましたので、いつか私も、と思っておりました。
著書が出版されたタイミングで、私からインタビューをお願いしたところ、快諾いただきました。
日曜日、ZOOMで1時間ほど、インタビューを受けました。

書籍の内容に沿って、あらかじめ、58歳の転職について話したいとリクエストを出しておきました。

現在の職場のこと、職場の上司や先輩は私のことをどう見ているのか、という質問が来ました。
そういう話、考えたことなかったけど、印象としては、多少なりとも役に立っているのかなとは思います。
前任者は、メールとか参照するに、がんばっておられた様子。彼の後任として、期待を裏切らないようにしたい、と思いました。

子どもの頃の話を聞かれました。高校の部活動、天文部。男ばかり数名で山に登って夜中に星を見てました。そんなこと、あったな。なつかしい。

最初の会社に入社してからの話も尋ねられました。最初の赴任先での職場コーチとの対立、技術職から事務職への転職。これも懐かしい。

その流れで、なぜ転職を決めたのか、という話に。
直接的には、上司のセリフ「じゃましないで」が、導火線に火をつけたわけですけど、6年間の出向で、外の世界を知ったことが大きかったかな。
改めて再認識。

出向してなかったら、会社生活はどうなっていたでしょうね、との質問。
とっさに思ったのは、組合の仕事。そうそう、これも楽しんでやってました。出向してなかったら、こちらに軸足を移していたかも。

インタビューを受けているうちに「コミュニケーション」が軸なのかもしれないと思いました。
私は、コミュニケーションがいいと実力を発揮して、コミュニケーションが良くないと実力が発揮できなくて、コミュニケーションのアンマッチで何度も失敗して、でもリカバリーして、結果オーライ、みたいな。大学に2つ行って、転職は現在3社目。
仕事でもそれ以外でも、コミュニケーションのいいところに居たいです。それはこれからも変わらない気がします。

インタビューアさんが上手かったので、著書で書いていたことの、前後の話を、うまく引き出してくれました。
自分の中で、今回の転職の顛末と、過去と未来との結びつき、自分が考えていたこと、はっきりした気がします。
インタビューを受けてよかったです。ありがとうございました。

無名人インタビュー、誰でも受けられると思います。
人に尋ねてもらうことが、人生に役に立つ気がします。おすすめします。

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