見出し画像

2023南投世界茶葉博覧会に行った! ②商業区とか

南投世界茶葉博覧会、めちゃくちゃでかいイベントでした。

でかすぎて規模感が分かる写真がない。

メイン会場。広場を大型テントの展示館が囲む
会場マップ

中央の運動場(中興新村大操場)がたぶんメイン会場の位置付け。
真ん中の緑地ゾーンで日によって「千人◯◯」のイベントをやっているみたい。千人茶会とか。実際に千人ということではなく、すごい人数ってニュアンスかな?私が行った日は千人イベントはない日で、片付けた什器みたいなのが固めて積んでありました。

今回は商業ブースの会場について。


お茶マーケット

自分的に心残り山盛りのエリア。
マップでトラックの円の上にある横に細長い茶色い四角の「臺灣優質茶葉展售區」は、台湾お茶マーケット。台湾の茶商さんたちがずらりとブースを連ねています。全体マップではあっさりした表示ですが、うなぎのような縦長の会場なのに入口(短辺)がこの大きさ。でかい。

お茶マーケットの建物入口
商業ブースの出展者リスト

一覧を見ると頭がくらくらするほど文字でびっしり。この情報、結構イベント直前にウェブに上がったものでほとんど見られていなかった&当日開催中はサイトがアクセス集中しているのか重くて表示できなかったため、ほぼ予習なしだったんですが、前日のホテルで少しでも見ておけば良かったです。知ってるお店がいくつか入ってた!飲んだことのある産地の名前を冠したブースもたくさんある!

お客さんも皆カップ持参です

道を行くと左右からガンガンお茶を注がれ客引きされるのですが、ここにたどり着いた時にはもうお茶の飲み過ぎで体がカフェインにやられてしまっており、多すぎるお店に圧倒され、買い物もあまりしないで逃げるように退散してしまいました。(せめて春勇茶王さんが出してるのに気付いてたらなあ!今回は台中滞在でも店舗まで行く余裕はなかったので、5年前に買ったお茶美味しかったですって言いに行きたかった。)

ティーバッグをこんな感じで売ってる店も複数

奇莱山のお茶が結構好きなのですが、奇莱山農場が来てました。試飲しっかり美味しくて、ティーバッグも同じお茶なのかと何度も確認してお土産用に15×2セット購入。色んな産地の詰め合わせを推されましたが奇莱山を頼むと、こっちも美味しいよとプレゼンされて阿里山と半々で買うことに。

家に帰って飲んだらやっぱり奇莱山が美味しかったので(阿里山も悪くなかったけど)、奇莱山だけで買うか、奇莱山をもう1〜2セット買えば良かったです。ティーバッグはお土産にあげる時、相手も気軽に入れられるので便利。自分がリーフティーに抵抗ないから忘れそうになるけど、普通はポットや急須が家にあるとも限らないし、使う茶葉とお湯の分量とか言われなきゃ分からないものね。

屋台街とファーマーズマーケット

全体マップ右側の縦のオレンジのエリアは美食区、つまり屋台街です。こんな感じ。

屋台もたくさん。定番が色々あります

お茶で胃にダメージ食らうので時々食べた方が良いです。台湾っぽい味付けが大丈夫ならここで買って食べるのが手っ取り早い。座れる場所は昼頃からはずっと埋まってた印象です。席がなかったので木陰で食べました。

台湾らしい甘い腸詰

香腸、過去イチで美味しく感じました。体が固形物を求めていた。

チヂミみたいなやつ

餅煎。辛いの大丈夫?って確認されたらしく、okと返したら追加された辛味香辛料がすげー辛かった😂

ビーフンとかネギ焼き(葱油餅)とか、台湾屋台の定番はだいたいそろってました。日月潭とかのドリンクスタンドも結構あるんですが、フルーツ系やミルクティーならまだしも、ここでストレートな甘いお茶を購入する需要があるのかはよく分からないです。

また、これも体力が尽きてしまって軽く覗いただけで写真すら撮らなかったのですが、この辺に農産品を扱う「農特產品展售區」があり、これはこれでそれなりの規模のファーマーズマーケットになっていました。
フルーツとかジャーキーとか蜂蜜とか、色々ありました。台湾コーヒーもちょっとある。

茶道具マーケット

茶道具のマーケットエリア

こちらは茶具精品展售。つまり茶器や道具のマーケットです。会場は二つありました。あまり混雑していないように見えますが、店舗によりばらつきがあり、茶杯や茶壷などのデザインの良いところ、安売りしているところは結構人が集まっていました。
安いものでは30元か50元で茶杯がカゴに積まれていました。円が安すぎて、おっ安い!とは咄嗟にならないのが悲しいところ。1元4円に達して高いとひーひー言ってた時代が懐かしいです。素敵な茶器は軽く数万円を超えて来るのでなかなか買えぬ…

※お茶関連に限らず、スーパーや飲食店など色々な店先で日本で買った方が安く手に入りそうなものがだいぶ増えていて、日本が世界経済から取り残されて貧しくなっているのをひしひし感じます。

自分にはこのあたりはご縁がないかなーとふらふらしていたら、

飄逸杯のブースがある!

飄逸杯!!!

Travel Buddy(茶漉し付きボトル)や、ボタンを押すと茶液が落ちるマルチティーサーバーの飄逸杯のブースがありました。はじめましてずっとファンでした!!

商品いろいろ

メーカーが直接出展してるのではなく代理店かしら。
製品バリエーションがいっぱい。今も自宅で使ってるやつもあります。金額はセールされてるけど定価は変わってない印象。Travel Buddyの一番大きいのがセール価格で550元でした。
Travel Buddyは大抵空港で売っているので毎回帰国前に見て正価を確認してるんですが、空港では大600元、中550元、小450元でした。この値段は10年くらいずっと変わってない気がします。

台北松山空港2023年10月撮影

関連記事

引き続き飄逸杯のブースを物色。

見かけないクリップあり

台湾の形のシリコンの茶托(たぶん鍋敷きにもなる?)とか、茶葉を入れてティーバッグ代わりにできるボールとか、ちょっとした小物もちらほら。
ガジェットが好きで茶袋を留めるクリップとかも目が行きます。このタイプのクリップは初めて見ました。ぱちっと留める両側の羽根が連結していないので製作自体は楽そうですが、使う側としては片方なくしそうなのであんまり食指を引かれないか感じ。個人的にはanylockや普通のパッチン型の方が好きです。文字が大きく入って安く作れそうなので、お茶を売る側のノベルティ需要を狙ってるのかな。
後で同行者が撮った写真を見たらパンフレットもあったみたいなのでもらってくれば良かったです。頑張ってて嬉しい。これからもよろしくお願いします。


これらの商業ゾーン群はかなり疲れ切った状態で突入となり、あまりしっかり見られませんでしたが、それぞれの会場がひとつの小さなイベントとして成り立つくらいの規模でした。次があればもっと体力を残してしっかり回りたいです。軍資金1万元くらい握ってお茶屋さんブースめぐりするんだ!


前回の記事


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?