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私が考える教員が「今」必要としているもの〜#教師のバトンを通じて〜

お久しぶりです。
年度始めで中々更新できず、約1か月ぶりのnoteとなります。皆さんいかがお過ごしでしょうか。


私は、少しずつ勤務校にも慣れてきました。(とはいうものの、初めてなことばかりでてんやわんやの毎日です)

仕事は大変ですし、部活顧問もやっていますが、幸いにも、同じ島の先生方がとてもいい人たちなので、パワハラを受けていた時より精神状態は良く働いています。
1番の働き方改革は「人」なのかもしれません。


早速、本題に入ります!

さて、#教師のバトンプロジェクトはご存知でしょうか。文科省主催のプロジェクトです。私も参加しました。
https://twitter.com/teachers_baton?s=11


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このプロジェクトを通じて披露困憊した先生の声が多く上がり、働き方の課題が浮き彫りになったように思います。先生方の声を受け、プロジェクトを所管する文科省総合教育政策局の義本博司局長は

「社会から注目いただいていると前向きにとらえ、厳しい訴えを率直に受け止めて、働き方改革を加速する」


と公言しました。

「公言してくれたことだし、働き方改革が前進するのではないか」とあわ〜い、期待しておりました…

…が、しかし、

全く変わっていませんでした!!



それが明らかになったのは、教師のバトンプロジェクト 【文部科学省】 のnoteの中の4月23日に更新された、「学校の働き方改革を踏まえた部活動改革を進めてまいります」という記事に答えがあります。

これを読んでまず感じたのは、
「なんも考えてくれていないのなぁ」ということです。

その記事の一部を抜粋しました。

休日の部活動の対応や全員顧問制の廃止など、部活動の負担を訴えるものが多く寄せられました。いただいた投稿を拝見し、文部科学省としても部活動改革にさらに取り組んでいく必要があると思いを新たにしました。文部科学省における部活動改革については、平成29年度から部活動指導員を制度化するとともに、平成30年3月に、「運動部活動の在り方に関する総合的なガイドライン」、同年12月に、「文化部活動の在り方に関する総合的なガイドライン」を策定しました。

読んでお分かりかと思いますが、
#教師のバトンを受けての具体的な策が出ていないのです。「前から部活指導員制度を作っているし、ガイドラインも策定してますよ」と言わんばかりの文章。そして、


休日の部活動の地域移行を進めているところであり、引き続き、以下に示した工程で部活動改革を着実に進め、教師の皆さんや子供たちにとって望ましい部活動の実現に向けて取り組んでまいります。

と締め括っておりました。

中身は、以前から言われているもの(休日の部活を順次地域に移行する案等)のコピペでした。




私が考える教員が「今」必要としているもの


3点にまとめました。


・部活顧問希望調査を全学校で必須にする
・断っても勤務しやすい学校づくり
・部活を見たい先生は引き続き部活指導に携われるようにする

ことだと感じます。そしてなによりも、
「この通達を文科省が出してくれること。」
これが1番の働き方改革です。



そう思っているのですが、文科省の方々は私たちの働き方改革よりも、教師の養成・採用・研修等の在り方についての方が気になっているご様子なのです。その理由として、"働き方改革改革の審議をせず、4月27日早速、中央教育審議会「令和の日本型学校教育」を担う教師の在り方特別部会(第1回)を開催していた。"

というのがあります。
本気で働き方改革を考えているなら27日に審議しますよね?なのに、免許更新制度の方が大事なようです。

中央教育審議会に開催に当たっての全文を抜粋しました↓

教員免許更新制については、特別部会の下に「教員免許更新制小委員会」を設置し、抜本的な見直しの方向について早急に検討を開始することとなりました。

とのことです。もちろん免許更新制度にも問題があることはわかっておりますが、順番が違うんじゃないでしょうか?


・今の現場の先生方を大切にしてほしい。
・「通達」1つ出してくれればいいだけなのに。

と思うばかりです。 


皆様は教員の働き方改革について、どうお考えでしょうか。また、「こんな記事が読みたい」「こんなことが知りたい」など、気になることやご意見がございましたら、コメント欄にお願いいたします👟

先生たちが毎日無理なく仕事のできる環境で、働ける日々が1日でも早く訪れますように。

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