一年後に辞める小学校教諭(あと260日)

三連休中日。
朝から畑仕事をして過ごす。

この時期、外仕事はきついけど、美味しくなると思うとがんばって育てようと思う。

草を抜きまくりながら、考え事。

農家の知り合いは、手をかければかけるほど作物は美味しくなるとよく言う。
この言葉、教育業界では、子どもも同じと続くのだが、最近はそうでもなくなった。

こちらがどんなに手をかけても、よくわからない保護者が邪魔してくることもしばしば。

力をつけたいと思えば、厳しくしないと行けないところもある。
でも、厳しさとかがんばりとかいらない、楽しいだけでいいという保護者が最近は一定数いる。
嫌がることはさせないでくださいと言われる。

それでどんな大人になるのか。

ちなみに、それを体現しているような教師を知っている。
授業はいい加減。
何かあればすぐ外に遊びに行く。

自分たちが子どもの頃にいたようないいお兄さんみたいな教師。

鍛えることはしない。
がんばらせることもしない。

子ども達は笑顔で過ごしているが、タメ口ばかりだし、わがままばかり。

学力も付かず、進学できるのか不安になるレベルだった。

これでいいのかな?
保護者は先がわからないから楽しさを望むが、この結果をみても、楽しければいいと言えるのだろうか?

色々考えてたら、手をかけて野菜を作ったほうがいい気がしてくる。

そう思うのは悲しいなぁ。

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