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vol.5 浪人を決めた方へ

私自身の引っ越しのためにしばらく留守にしていました。本日からまた更新していきます。

国公立の前期試験・後期試験の両方が終わりました。結果もほとんど全て揃った頃でしょう。一生懸命勉強された方、お疲れ様でした。
私は講師をしながらもプロ家庭教師としても仕事をしています。
手前味噌ながらも私の教え子の1人が今年入試ということで受験しました。結果は合格です。もう私も長く教えたということもあって感無量すぎて、おめでとう!という言葉以上の言葉を探していました。本当に色々ありがとう!!
もう少しだけこの子のことを書きます。
指導した当初は図形が苦手・計算は出来るけど数学は苦手という女性でした。模試は偏差値53に届いたら万歳レベルで、だいたいは40後半。
私がまず何をしたかというと「得意を伸ばす」でした。
出来る単元を必ず点数にすること、もっと言うと模試では出来る問題に時間をたくさんかけるように言っていました。指導当初はまだ高校2年生だったので時間がありました。得意を増やしていくと、いつのまにかほとんどの単元が得意になります。1つのことが得意になると次の単元を指導しやすくなります。家庭教師では個人に合わせて指導できるからいいですよね。予備校ではやることが決まっているから、どんどんやっていかないといけない。
そんなこんなで1年ほど指導したら、進研模試で偏差値63までUPです。全統模試では偏差値52ぐらいと健闘できるようになりました。
結果が出たら受験生はモチベーションが上がるので、正直言って高校3年生になってからの指導は楽でした。「やればできる」ということを彼女自身が体感したからです。
一生懸命2年間頑張って無事に志望校に行きました。

今年どこにも受からずに、もしくは第一志望に合格できずに浪人することを決めた方は私の推計で5万人はいるかと思っています。仮面浪人や宅浪も含みます。
浪人はまったく恥じることではなくて、むしろ自分自身としっかりと向き合える大切な時間です。どこかの予備校に入ったらストイックに一生懸命してください。ただ一つ私がみなさんに伝えたいことは「勉強のやり方を工夫しましょう」です。私は数学科で、数学が苦手な生徒さんは「これならできる!」という単元を少しずつ増やしてください。
例えば「三角比は得意!」というのであれば模試で三角比の問題は絶対に落とさないでください。「三角関数が苦手」というのであれば1週間・2週間ずっと三角関数をやって「得点になるまで」やり続けてください。いろんな単元に目移りするのはわかるのですが、人間目移りした結果得意なことしかやらないんです。だからこそ今書いたことを実行してください。すると結果は絶対に出ます。
もし不安であればいつでも私に相談してください。

下は浪人生に関する記事の要約です。時間があるときに読んでみてください。

浪人生:苦難と希望の狭間で

大学受験に失敗し、浪人生活を送る学生は少なくない。彼らは、夢を叶えるために、再び受験勉強に挑む。しかし、その道は決して容易ではない。孤独、不安、焦燥感、様々な感情と戦いながら、彼らは希望を捨てずに歩み続ける。

浪人生活の現実

浪人生にとって、最大の敵は孤独である。周囲の友達は大学に進学し、新しい生活を始めている。一人残された浪人生は、孤立感を抱きやすく、モチベーションを維持するのが難しい。

さらに、浪人生活は経済的な負担も大きい。予備校に通ったり、参考書を購入したりするためには、多額の費用がかかる。学費や生活費を工面するために、アルバイトを掛け持ちする浪人生も少なくない。

試練を乗り越えるために

こうした困難を乗り越えるためには、強い意志と計画的な学習が不可欠である。まず、明確な目標を設定し、それを達成するための具体的な学習計画を立てなければならない。

次に、学習習慣を徹底させることが重要である。毎日決まった時間に勉強を始め、集中して学習時間を確保する。誘惑に負けず、計画的に学習を進めることが大切だ。

さらに、孤独感を克服するために、積極的に人と交流することも大切である。家族や友人と話す機会を増やしたり、同じ目標を持つ浪人仲間と交流したりすることで、モチベーションを維持することができる。

浪人生活は決して無駄ではない

浪人生活は苦難の連続だが、決して無駄な時間ではない。この経験を通して、精神的に強くなり、学習習慣を身につけることができる。

また、大学受験という壁にぶつかり、それを乗り越えることで、自己肯定感が高まる。浪人生活で培ったこれらの経験は、大学生活やその後の社会生活においても大きな糧となるだろう。

希望の光

浪人生活は決して楽ではない。しかし、強い意志と努力があれば、必ず希望の光は見えてくる。

浪人生は、自分自身を信じて、最後まで諦めずに努力を続ければ、必ず夢を叶えることができる。

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