林田香織@チームわが家.com

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林田香織@チームわが家.com

わが家流のチームを考えてみるチームわが家.com (teamwagaya.com)を運営。「ひと・もの・こと」に頼りながら仕事と育児を両立するための情報を発信。企業研修の講師&NPO理事。三兄弟と夫の5人家族。日米で子育て。https://linktr.ee/teamwagaya

マガジン

  • チームわが家の問い直し&家族のあそび | チームわが家

    家族とは?チームとは?家族の問い直しとこれからについて考えるnoteを集めたマガジン。1年間のチームわが家の問い直しの記録、チームわが家の基盤となっている理論もご紹介しています。

最近の記事

クリスマスはクッキー工場

もうすぐクリスマス。大人になっても街のイルミネーションを見るとやはりちょっとウキウキします。 わが家では毎年、クリスマスイブにクッキーを大量に焼いて、友達やお世話になった人達に配っていました。 だいたい焼くのはオートミールレーズンクッキーとm&m’sのクッキー。 毎年150個ほど焼いて、袋詰めをして、サンタの帽子を被って、ジングルベール🎶と歌いながら自転車に乗って、子どもたちが選んだ10軒程度のお宅に届けました。 「クッキー工場」と勝手に命名したこのわが家の伝統行事。

    • 「啐啄同時」の新しい解釈を考えてみた

      啐啄同時(そったくどうじ)。 啐(そつ)は、ひな鳥が卵から出ようとして内側から殻をつつく音。 啄(たく)は、その音に気づいた親鳥が助けようと外側から殻をつつく音。 上司と部下、親子、先生と生徒、コーチなど「師」と「弟子」の関係を表した禅語です。 「啐」「啄」のタイミングがぴったりと合うことが弟の成長の肝であり、師弟の理想ということです。 これだけだと、「師」、つまり「導く側」の力量が問われる感じがします。殻の中にいる弟の音に耳を傾け、絶妙なタイミングを逃さず、師自身が殻

      • 親の傲慢さが危うく子どもの視野を狭めようとして猛省した話

        以下、わが家のある日の晩ご飯での会話。 三男:学校の1分スピーチの宿題があるんだけど、俺、元東京オリパラ大会組織委員会の森会長の辞任の話をする。 注:三男は普段あんまり時事問題に関心がありません。なのでちょっとびっくり。 私:へーっ!すごいじゃん。どんな話するの? 三男:森さんはさ、オリンピックのためにコロナとか色々あったのに頑張ってきたのに、たった一回、間違ったことを言ったからって辞めさせられるのはひどいって話。 それを聞いた私&大学生長男(以下長男):えっ?そも

        • 大学生と一緒にこれからの子育て支援について考えてみた(後編)

          先日某大学にて行った講義について、学生の皆さんから感想を沢山いただきました。学生の皆さんのコメントから私たち大人が学ぶことも多く、講義のスライドと共に一部を紹介します。(コメントは個人が特定されないよう、内容が変わらない範囲で編集してあります)前編はこちら。 特に気になったスライドは?:ストレス要因に性差、長時間労働、イクボス! 社会的背景や調査のデータ等の、色々なスライドを見てもらいました。その中で 特に気になったスライドについて学生さん同士で話してもらいました。 ま

        クリスマスはクッキー工場

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        • チームわが家の問い直し&家族のあそび | チームわが家
          14本

        記事

          大学生と一緒にこれからの子育て支援について考えてみた (前編)

          先日某大学にて行った講義について、学生の皆さんから感想を沢山いただきました。20代の前半の言葉に心が揺さぶられ、一人の社会人としての覚悟を問いただされている気持ちさえしました。この経験を共有すべく、講義のスライドと共に一部を紹介します。(コメントは個人が特定されないよう、内容が変わらない範囲で編集してあります)後編はこちら。 パパたちの言葉:思いつかなかった 以前、実際に私が登壇した自治体主催のセミナーでの一コマから、学生の皆さんにパパたちのコメントを話し合ってもらいまし

          大学生と一緒にこれからの子育て支援について考えてみた (前編)

          「い〜れ〜て〜」って言ってごらん?

          新年度、新学期が始まって約一ヶ月。 我が家の三男もこの春から高校に入学しました。 一学年320人。地元の中学校の倍の人数。 しかもその高校に同じ中学から進学した子はたったの4人。 小中学校はずっと地元。9年間、なんなら保育時代から一緒の気の知れた友達とワイワイ過ごしてきた三男にとって、ほとんどが知らない子ばかり。 「新しい友達を作る」というのも正直どうしたら良いかわからない。 かなり緊張するようで、この一ヶ月毎日ぐったりして帰ってきていました。 そんな息子を見ていて、随

          「い〜れ〜て〜」って言ってごらん?

          カンボジア・キリロム工科大学に行ってみた【前編】

          2019年に次男と視察に行ったカンボジアのキリロム工科大学レポートです。海外へ行ってみたい!留学してみたい!という方の参考になればと思い、当時FBノートに書いたレポートをnoteに再掲します。 キリロムは当時と今では環境はずいぶん変わっていますので、このレポートは参考程度にしていただければと思います。 今のキリロムの情報はこちらをご覧ください。 ーーーーーーーーーーーーーーーー カンボジア・キリロム工科大学に行ってみた【前編】 2019年4月6日投稿記事 3/31

          カンボジア・キリロム工科大学に行ってみた【前編】

          カンボジア・キリロム工科大学に行ってみた【後編】

          2019年に次男(当時高校2年生)と視察に行ったカンボジアのキリロム工科大学レポートです。海外へ行ってみたい!留学してみたい!という方の参考になればと思い、当時FBノートに書いたレポートをnoteに再掲します。 前編はこちら。 キリロムは当時と今では環境はずいぶん変わっていますので、このレポートは参考程度にしていただければと思います。 今のキリロムの情報はこちらをご覧ください。 ーーーーーーーーーーーーーーー カンボジア・キリロム工科大学に行ってみた【後編】 20

          カンボジア・キリロム工科大学に行ってみた【後編】

          一緒に行こう!!親子スタディツアー in ペナン 2023 :ツアー企画の背景

          この夏、親子で一緒に「多様な教育と文化の融合を体感する旅」に出よう! 2019年に開催し大好評だった親子スタディツアーを開催します! <親子旅は最高!だから一緒に行こう!> 2017年。当時小学校4年生だった三男と二人でシンガポールとマレーシアを親子旅をしました。 たった10日の旅でしたが、10歳の彼の言葉や表情を通して親である私も沢山の気づきを得ることができました。中でもペナン島は多様な文化や現地の生活に身近に触れられる場所。ゆったりとした時間、豊かな自然、温かい人との

          一緒に行こう!!親子スタディツアー in ペナン 2023 :ツアー企画の背景

          「家族の分からなさ」を起点に「家族と自分の今とこれから」を考える:家族経営クラスのご紹介

          「家族なのに、なんだかよく分からない・・・。」 そんなふうに思ったことはありませんか? 私自身、今振り返ると、子ども達が少し大きくなるにつれてそう思うことが次第に増えていったように思います。 まだまだ大変だけれど、時間や気持ちに多少の余裕ができたからなのか。 年齢を重ねた自分とパートナーに、身体や心の変化を感じたからなのか。 これから自分はどうしていくんだっけ?と考えることが増えたからなのか。 おそらく理由はいくつも重なっていたとおもいます。 気にはなりながら、忙しさ

          「家族の分からなさ」を起点に「家族と自分の今とこれから」を考える:家族経営クラスのご紹介

          家族のチーム力は”ふざけ心”で高まる!:チームわが家ワークショップ(開催報告)

          ****************** 日本中に「チームわたし」「チームわが家」が溢れたらよいなあと思っています。このワークショップを職場や地域や学校で開催してみたいという方はこちらよりご相談ください。職場のファミリーデイ、SDGsをテーマにしたイベントだけでなく、職場研修(キーワード:SDGs、DE&I、レジリエンス)にもアレンジ可能です。 ****************** 2023年3月12日に鹿児島県薩摩川内市にて「チームわが家ワークショップ」を開催しました。小学校

          家族のチーム力は”ふざけ心”で高まる!:チームわが家ワークショップ(開催報告)

          小4の壁:3つの壁はなんだか厄介だけれど愛おしいかも?

          前回お伝えした「小1の壁」。反響が大きく、やはり沢山の人が不安を感じていることがわかりました。 今回は「小4の壁」について。「小1の壁」セミナーの時によくついでにカバーして欲しいと言われます。「ついでに」カバーできるほど簡単ではなく、書いてみたら、やはり小1の壁より難しく、小1の壁と同じかそれ以上に丁寧に対応する必要があるなあというのが実感です。 そもそも「小4の壁」って何? 小1の壁同様、子どもの成長にともなって起きるいくつかの変化の総称です。小1の壁は環境面の変化が

          小4の壁:3つの壁はなんだか厄介だけれど愛おしいかも?

          小1の壁:10壁を3つに分類&整理してみたら不安が少し軽減されるかも?

          気がつけば2月。春の育休復職セミナーに加えてこの時期に多いのは「小1の壁セミナー」のご依頼。新年度を前に、不安に感じている方も多いので、セミナーの一部をご紹介。参考になれば幸いです。 そもそも小1の壁って何? 子どもが小学生になることによって親と子に起きる様々な変化の総称です。対応が難しい、特に仕事との両立が困難と感じることが多いため「壁」と呼ばれます。 保育所時代も年度が変われば担任の先生や教室が変わったりと多少の変化はあります。しかし、親の調整はほとんど必要ありませ

          小1の壁:10壁を3つに分類&整理してみたら不安が少し軽減されるかも?

          「育休中の学び直し」:AERAコメントの補足

          昨日発売のAERA。岸田首相の「育休中の学び直し」炎上についての記事にコメントを掲載いただきました。 ちなみに、特集のタイトルが「戦略的に休み 疲労を残さない」 もう、タイトルが辛すぎるな。。。 掲載されているのは実際にお話ししたことのほんの一部なので、ちょこっと補足です。(全然ちょこっとではないですが) ーーーーーーーーーーー 炎上は日本中の「育児への大変さ」が溢れた結果だけれど・・・ 育児はとにかく大変です。大変なこと以上に喜びはありますが、まあ、大変です。痛いほ

          「育休中の学び直し」:AERAコメントの補足

          #子育てリフレクション:お父さんもお母さんも仕事で家にいなくて寂しかった?

          長男は数年前、そして次男は昨年、二十歳になった。 成人以上社会人未満の息子たちと時々子育てをふりかえってみたくなる。 その衝動を抑えきれず、先日こんなことを聞いてみた。 「お父さんもお母さんも仕事で家にいなくて寂しかった?」 ほお。。。思いもかけない答えにちょっとびっくり。 ふ〜ん。そんなふうに考えてたんだね。 わが家は長男が小学生、次男が年長、三男が0歳の時に日本に帰国。アメリカにいた時は私は専業主婦だったので、長男が話している経験は小学生の時のこと。 私は帰国後し

          #子育てリフレクション:お父さんもお母さんも仕事で家にいなくて寂しかった?

          チームわが家を「あそび」を切り口に深堀りしてみた!家族のあそびレポート全三回

          約一年のチームわが家の問い直しをベースに(株)MIMIGURIと4人のクリエーターにご協力いただきさらにチームわが家を深堀するワークショップを開催。 ワークショップレポート(全三回)を公開しています。 このワークショップを起点にデザインした「家族のふざけ心を育む チームわが家ワークショップ」を行っています。地域や職場で開催することで、不安が多い時代を生きる家族のサポーターになれればと思っています。 ワークショップのベースとなった1年間のチームわが家の問い直しの記録はこち

          チームわが家を「あそび」を切り口に深堀りしてみた!家族のあそびレポート全三回