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手放す経営ラボ経営チームDXO再導入⑦〜   〜ことばを紡ぐ2巡目〜

DXO言葉の整理、特徴の2つ目「2循環させる」で起こったことをレポートします!

前回はこちら


今回はDXOプログラムでは、まだここです!赤線囲んだ部分ね。

ドキュメント|HubSpot (16)


前回、ラボメンバーから集まった意見も加味しながら生まれた言葉がこちら


WHY(なぜ私たちの組織は社会に存在しているのか)

ごきげんな人と組織が増えちゃう

WHAT(私たちが社会や顧客に届けている具体的な価値は何か)

KAIHOU

HOW(私たちはどのような姿勢や思い出その価値を届けるのか)

青春のぶつかり稽古 〜出し切ったらノーサイド〜


仮決定した「ことば」。2巡目を経てどうなったか。


仮決定した言葉を手放す経営ラボメンバーに「仮決定しました!」とお伝えし、また意見を吸い上げました!

ドキュメント|HubSpot (15)

上の図でいう、③④⑤あたりのフェーズです。

すると・・・

WHYとWHATについては、総じて違和感がないようでしたが、

HOW 青春のぶつかり稽古 〜出し切ったらノーサイド〜

については、割とネガティブな意見がいくつも出てきました。

その意見を真摯に受け止め、またプロジェクトメンバーでこの言葉についてのディスカッションが始まりました。

意見を出し合っているうちにプロジェクトメンバーもヒートアップ!

リアルぶつかり稽古が始まりました!!

小見出しを追加 (YouTubeサムネイル) (1)

のこった!のこった!

って、笑いごとじゃないほどヒートアップして、途中行司が入って落ち着いていきました(汗)

それで、私は聞いてみました。

「今、リアルぶつかり稽古してたと思うんですが、どうでしか?出し切ったからノーサイド!って感じですか?」と。

すると真顔で

「疲弊しました」と返答が。あわわ。

うん。これはラボらしくないね。と、結論としてHOWは変更することに!

紆余曲折ありましたが、最終的に

HOW  「らしさフェス」

に決定!

全く違うやないかい!というツッコミがありそうですが、最終的にはみんな納得の「らしさフェス」ということばが誕生。

この言葉が出てくるまでの経緯を全て動画に撮っていて、メンバーにも共有しました。

3時間近くある動画をコンプリートするメンバーが何名もいて、その熱量に嬉しくなりました。

かっこよさより、コンテクストを知りたい。


ミッション、ビジョン、バリューってかっこいい言葉でうまくまとめられていることが多いと思いますが、かっこよさより、メンバーに理解されることと、そのコンテクストが共有されていることの方が本質的だよな〜と改めて思いました。


この言葉が生み出されるプロセスを丸ごと共有したり、そもそも「ことば」を考えるときに意見を募ったり、出てきた「ことば」を循環させていくプロセスにこそ価値があります。

そのプロセスを踏んでいるうちに、自分ごとになりますよね。

お飾りで意見を集めているわけではなく、本気でその意見を受け取って考え直すというプロセスを踏みます。だからこそメンバーも「ことば」への思い入れが強くなる。

一方で、社長だけが考え出した理念を後からメンバーに浸透させることって難易度が上がる気がします。

コンテクストを共有することの大切さをこの「ことば」を生み出すプロセスの中で目の当たりにしました。

こうしてDXOのUNIT01「ことば」〜組織の存在目的を知る〜は幕を閉じたのでした。


手放す経営ラボ経営チームDXO再導入① 〜急がば回れ〜

手放す経営ラボ経営チームDXO再導入②〜急がばさらに回れ〜

手放す経営ラボ経営チームDXO再導入③〜回り回ってスタートラインへ〜

手放す経営ラボ経営チームDXO再導入④〜ぶっ込みがもたらす場の変化〜

手放す経営ラボ経営チームDXO再導入⑤〜閉じてた喉が解放される場〜

手放す経営ラボ経営チームDXO再導入⑥〜ことばを紡ぐ1巡目〜

手放す経営ラボ経営チームDXO再導入⑦〜ことばを紡ぐ2巡目〜

▼次の記事はこちら▼

手放す経営ラボ経営チームDXO再導入⑧〜「形」ビジネスモデルを可視化〜

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