制作日記|プランナー編06 コンセプトアート
こんにちは、ヒヅメです。
テバサキゲームズが現在制作しているノベルベーム「コメンテーター」の制作日記を書いています。
※ヘッダー画像はあくまでイメージです
第1回目から下準備について書いてきていましたが、今回はそこから一歩進み、コンセプトアートについて書きます。
1.無限大の可能性の中から絵柄を決める
コンセプトアートというのは、そのゲームの世界観を示す絵だと思うんですよね。
最近のゲームではゲーム内のおまけとしてコンセプトアートを公開してくれていることも多いので助かりました。
雑に言うと「絵柄」だと思うんですけど、これがもう無限大の選択肢があるわけで。
「コメンテーター」にしても、模倣元の「The Republia Times」や「Papers, Please」のようなドット感の強いシリアスな色合いの絵柄にするのか、もっと可愛らしくするのか。
…可愛らしいって何だ?
萌え絵? どうぶつの森? ポケモン? 色合いは? 線のタッチは?
そして何よりそれを自分は満足するレベルで描けるのか?
そういう無限の中から一つ一つ取捨選択していきました。
正しいものなんか無いんでしょう。ただの決断です。
2.ある程度は描かないと分からない
いろいろ描いたり、写真変換で雰囲気を見てみたり、とにかくいろいろやってみないことには分からないですね。
ちょっとnoteには著作権的に載せられないんですけど、ネットで見つけた背景画像を写真加工アプリでいろいろ加工して、どういう色合いとか雰囲気、世界観が良いかなって試しました。
その中で描いたのが、このnoteでもさんざん使いまわしている以下の画像です。
ここまで来てようやく、ドット絵、線の少ないすっきり目なタッチ、僕の漫画と同じような人物画や頭身、現代日本っぽい感じ…というくらいはまとまりました。
3.小さいものから描くといいかも
上の画像にいたるまで、本当に簡単に出来る小さいものからチクチクと描いたり、ネットで画像を探したりしてました。
やっぱりここでも小さいものから完成させるのが大事ですね。たった1枚のボールペンラフでゲーム作る人だっているし。
コンセプトアートが出来ると気分があがる
ゲームはまだ1ミリも出来てないのに、コンセプトアートが出来ると気分がめっちゃあがるんでおすすめです。
オレらのゲーム、めっちゃ面白くなりそうじゃーん!みたいな。
絵柄の答えを見つけることに加え、そこがプラスになりましたね。
それではまた次回!
ヒヅメ
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