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キャッシュレス先進国

キャッシュレスのトップランナーといえば、スウェーデン。世界で最も「現金が消滅する日が近い」と言われており、日本銀行の分析によると、すでに決済の約99%がキャッシュレスで行われている。
スウェーデンが国をあげてキャッシュレス化に舵を切った理由は2つ。①治安向上:実際に現金を狙う強盗やスリなどの犯罪行為が激減した。②コスト削減と生産性向上:現金の製造コストはもちろん、ATMの運用や現金の輸送にかかる労力や費用のカットに成功した。
国主導でキャッシュレス化を促進するために、スウェーデン政府が開発したのがスマホアプリ「Swish」だった。手にICチップを埋め込み、端末にかざすだけで決済するという実験的な取り組みもスタートしている。
 
「Swish」
2012年にスウェーデン国立銀行とメガバンク6行が共同開発したモバイル決済アプリ。
 
 
『参考資料』
https://www.boj.or.jp/research/wps_rev/wps_2019/data/wp19j01.pdf

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