原子力発電で利用されているウランは、どんな国で生産されているのでしょう？生産量
トップは断トツでカザフスタンです。ついでカナダ、オーストラリア、ナミビアの順になります。

ウランは世界中に広く埋蔵されているため、政治情勢が不安定な中東に集中している石油に比べ、安定的に供給できます。じつは日本にも岐阜県や岡山県にウランが埋蔵されていますが、採算があわないため、輸入しています。
ウランは少量でも大きなエネルギーを取り出せます。たとえば一般家庭１年分の電気を発電するには、石炭なら１、０００kg以上、石油でも８００kgくらい必要なのに対して、濃縮ウランはわずか０．０１１kg（１円硬貨１１枚分の重さ）で賄えます。
 
『参考資料』

https://atomica.jaea.go.jp/data/fig/fig_pict_04-02-01-06-04.html