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本を読む必要性について

一般的に「本は読むべきである」と言われることが多いが、僕の結論は「必要なし」である。
まず本を読む目的を並べてみる。

①営業術などを学び、ビジネスで役立てたい
②知的好奇心を満たしたい
③資格取得のための参考書として

僕が本を読む(読んでいた)目的は①であり、またそのために本を読むことは必要であると一時期は思っていた。

本を読むようになったきっかけ

経営者の知人や、初めて入社した会社の上長から「本は読むべき」と言われていたので、通勤の電車移動時間を活用し、月に1,2冊くらいのペースで読んでいた。
「7つの習慣」や「私に売れないモノはない」、「ストーリーとしての競争戦略」といった有名どころをピックしていたので当然何も感じないということはなく、むしろ今の自分の価値観に直結するような考え方を知るきっかけを与えてくれたと思っており、非常にためになった。

なぜ本を読む必要はないと考えるか

理由は下記の通り。

①単純に時間が掛かる
②無意識的に情報を取捨選択してしまう(共感できないものはスルーしてしまいがち)
③より有益な動画コンテンツの台頭

前提として「必ず稼げる」とか「必ず成功する」みたいなキャッチコピーっていうのは嘘。
誰でも再現性高く成功できる方法があるならば、みんな成功しているはずだから。
なので、本を読んだ途端に人生が180度変わるなんてことは一切なく、そういった目的で本を読むのは非効率的だと思っている。
また、本は蛇足も多く、例えば箇条書きで要点をまとめ、それに対する補足の文章を加えてくれるだけで十分なんだけど、読み物として成立させる必要があるため、どうしても本質的な情報に辿り着くのに時間が掛かってしまう。
そしてなにより一番大きいのは、Youtubeで有益な情報を動画配信する人が増えた為である。

Youtubeの動画コンテンツについて

Youtubeの何がすごいかって、現役の経営者やビジネスマンが惜しげもなくビジネスモデルを事細かく解説していたり、有名な本であれば要点だけを端的にまとめて解説した動画が大量にアップされており、また今後もどんどん増えていくことが予想されること。
僕にとっての本を読むモチベーションは「ビジネスで役立てたい」為だったが、本よりも動画の方がリリースされる速度と数が多く、かつ短時間でインプットできるため完全に本→動画にシフトしてしまった。

また、ユーザにとって有益な情報を提供している動画は再生数が多かったり、高評価率が高い為、動画を観る前から取捨選択できるのも大きい。
本は時間を掛けて最後まで読んだ挙句、得られるものが少ないとコスパが悪いため。

本は不要なのか?

矛盾するようだけど、必要だと思う。
活字を読むことが好きな人は一定数存在するし、視覚的ないし聴覚的に、どちらの方がスっと入ってくるかという問題だと思うので。
また、そもそも資格取得のための勉強であったり、好きな芸能人の著書であれば無条件に読みたくなるものなので、目的が「ビジネスへの活用」に限定しなければ、むしろ読まない理由がない。

終わり

最近は年収チャンネルがお気に入り。
僕では絶対に入社できなかったであろう有名企業に在籍しているorしていた人たちが「訴えられるんじゃね?」っていうレベルまで内情を暴露しているw
度合いは出演者によりけりだし、飽くまで主観的なものではあるんだけど、ブラックボックスを垣間見れるのは悪趣味だけど超面白い。

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