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怒らないこと

書名:怒らないこと
著者:アルボムッレ・スマナサーラ
出版社: だいわ文庫
発行日: 2021年6月12日(文庫)
読了日:2021年12月12日
ページ数:216ページ
12月 :1冊目
年累計:35冊目

「怒らないこと」
簡単な様で難しい事だなと思います。
ちょっとした事で自分にイライラしたり
他人の行動が気になって怒ってしまったり。
家族、友人問わず、仕事、私生活問わず
本当にたくさんある気がした。

怒りは猛毒である。
「私は正しい、相手は間違っている」
みんな誰しもがこう思って生きている。

「私は間違いだらけである、完璧ではない」
そう思う事でほとんどの怒りは解決する。

「努力しても、結果は求めない」
努力すると結果に期待しますが
努力と結果は必ずしも結びつかないよね。

「私は○○だ!」を捨てる。
私は旦那だ!大黒柱だ!部長だ!社長だ!
ベテランだ!・・・きりがないぜ。
なぜ、そうなるかというと、プライドやエゴがあるから。
そういうのはやめて、
「私はふうちゃんです」だけにする
平和で何より!

「一番強烈な罰は、無視」
相手に何かされても、それに対して怒るのではなく
相手の行動を変えるのではなく
はっきりと、相手がいないかのように扱う。
そうすると、相手は折れてくるかもね。

「いつでもリーダーになるのは怒らない人」
これは本当に体感している。
リーダーが怒ると全てが破滅するよ。
私はリーダーという役割なので
何があっても怒らない、焦らない。
これだけは徹底してます。

「怒る人は負け犬以外の何者でもない」
動物の世界でも象は怒らない。
でも小さい動物は吠える。
それと一緒。

「純粋に能力や経験だけで評価する」
上司・部下の年齢なんて気にならなくなります。
余計なバイアスは捨てよう!

「他人の勝ち負けは関係ない」
自分自身に満足がいかない、不甲斐ない
そう思う事は良い事ですが
他人に負けたからってどうなんでしょう?
それはエゴですね。

「怒りではなくて、問題を捉える」
相手が怒っている場合、何か言ってきた場合。
それに対して反論するのは相手の思う壺です。
相手が言った事に対して、問題が何かを考える。
相手は感情的になっているのは、問題はここだ。
そういう感じです。
そして、相手の感情や振る舞いを分析して
お伝えしてあげてください。
自分の鏡を見ている様になり、相手は拍子抜けして
びっくりするはずです。

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