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【イベントレポート】「今辛くても、先の明るいところをチームに伝え続けるのが大事」〜出張メンタリング プロダクトマネジメント編〜

9/11に大阪で出張メンタリングを開催!今回のテーマは「プロダクトマネジメント」

■大枠の流れ

・オープニング(TechTrain、学生団体VOLAREの紹介)
・アイスブレイク(プロダクトマネジメントってなんだ?)
・講演(プロダクトマネジメントのイロハ)
・質疑
・パネルディスカッション
・クロージング

■アイスブレイク
プロダクトマネジメント?なにそれおいしいの?というアイスブレイクからスタート。参加者から出た声はこんな感じです。

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ふむふむ。どれも確かに。。これを踏まえて、本日のゲスト奥西さん登場!

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■奥西さんの話(キーワード)

・プロダクトマネージャーとプロジェクトマネージャーは違う。
・プロダクトマネージャー(PdM)はWhatとWhyに責任を持つ
・プロジェクトマネージャー(PjM)はHowとWhenに責任を持つ
・プロダクトマネジメントトライアングル
・サービスは生き物を作り、運営している感覚に近い
・サービスモデル=骨格、プロダクト=筋肉、見た目、マーケ=生きる環境
・強いPdMの3要素①ユーザを幸せにできる②投資家に負けない③チームを1つにできる

その後はパネルディスカッション。実務での経験談に迫ります。

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■パネルディスカッションでの話(要約)

Q:チームのメンバーとの関わり方で工夫していることは?

A:今辛くても先の明るいところをチームに伝えることがとても大事。結局働くのは人。会社によっては業務委託だから、とかで謎に力関係あったり、情報共有するしないとかあるけど、チームでいいもの作ることが大事。たまにすれ違った時にも個別で声かけるとかそういうのすごく大事。
Q:できそうなタスクをメンバーに任せたけど進んでない。自分でやった方が早いと感じてしまうときはどうすればいい?

A:育てることが重要。ギリギリまで育てる。チームとしてクビにしても良いなら切るという意思決定も大事。自分の能力、基準だけで考えない。任せる人が成長する為に許容範囲を広げる、一般化、客観化大事。自分のセルフマネジメントにもつながる
Q:自分のタスクと任せるタスクのバランスはどうしてる?

A:できる限り早く決めてあげる。ボールを自分で持たない。プレイングマネージャーかマネージャーかでバランスも変わる。パスできないのか、最悪パスできるのか。そこを早く判断しておくことが大事。メインの開発運用は絶対遅延しないようにする。最悪徹夜wちょっと無理してでも自分の物量を越えることが複利と同じで、いつか200%とかになってくる。絶対外せないものは外さない。
Q:自分と同じレベルのPdMを育てるとしたらどうする?

A:PdMについては割と個性があるかも。僕は「現象をロジカルに説明する」のが得意。それが苦手な人もいるがなくてもいい。なんか好きだからついていきたいとかもある。自分と同じようなPdMを育てるというより、同じスキルを持っている人を育てるのはありかなと思う。よもやま(1on1で悩み相談)意外とそういうのでメンタリングしたり心のサポートをするのも大事。スキルとマネジメントの引き出しがあることが大事。僕だったらこうする、しかメンバーに伝えてなくて強要になってしまった。その人を最大化する為にどうするかを考えるといいかも。
Q:マネジメントの引き出しはやっぱり経験?

A:ベテランに聞いたりいろんな人に相談して引き出しを増やすのがいいかも。人によってマネジメントの仕方は多様。感情部分とか伝え方とかは引き出し多い方がいいので、そこはたくさん聞いて自分の中で引き出しを多く持っておくといいかも。スキル面はフォーマット化できるけどマインド面はそうは行かない。
Q:会議を効率よくするコツは?30分と決めてても結局何時間もやってしまう。

A:ゴールとアジェンダをしっかり決めること。なにを決める会議なのか、そのためになにを話すのか。絞ることが大事。議論だけの会議ってあまりなかったかも。

プロダクトマネージャーの役割、一般的にどういうことが大事にされているか、考え方のフレームワーク、そして実務での経験談などをギュッと凝縮してお話してくださいました。参加者からも質問が止まらず、あっという間にエンディング。

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※気持ちアー写風にしてみました。落雷で阪急やJRが乱れる中来てくださった参加者のみなさん、ありがとうございました!

最後に、急遽会場を提供してくださったFANTAS technology様、本当にありがとうございました!駅近、綺麗、快適すぎて最高でした・・・・!

当日の資料はこちら。

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参加者の方々が感想をまとめてくれていました!ありがとうございます!






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