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みろく横丁で学ぶ八戸の魅力

今回は、青森県八戸市にあるみろく横丁で八戸ならではのグルメを楽しみつつ、人々の優しさに触れた話をします。

みろく横丁

 鉄道の玄関口、八戸駅から八戸線に乗り換えて10分ほどで本八戸駅に着きます。本八戸駅周辺が八戸市の中心市街地です。本八戸駅から徒歩10分。八戸市中心街の三日町通りと六日町通りを結ぶ路地に26店舗の屋台がひしめいています。この三日町と六日町を結んでいる通りが、「みろく横丁」です。中心市街地の活性化、八戸市のPRのため、東北新幹線が盛岡から八戸へ延伸した2002年11月19日に開業しました。みろく横丁は、活性化のため、3年ごとにお店の入換などリニューアルを行っており、2023年は、第7期のリニューアルの真っ最中。
 みろく横丁では、八戸周辺の地域の名物料理をお酒ととに、地元の方、観光客関係なく人々との交流も楽しむことができます。

みろく横丁で出会ったグルメ

田子町産のにんにくの丸揚げ

 青森県最南端に位置する田子町は、品質のよいにんにくの産地として有名です。田子にんにくの特長は、福地ホワイトと呼ばれる品種で、一片一片が大きく、香りもマイルドです。生のニンニクは辛みがあります。しかし、皮ごとじっくり揚げることによって辛味が甘み、旨味に変わります。食べるとホクホクで芋みたいです。ニンニクを食べることにより、元気にもなります。ちなみに、田子町は、田子牛、田子そばなど農業、畜産業も発展しています。

せんべいの耳のバター焼き

 八戸市のある南部地方の名物といえば、南部せんべい。小麦粉、塩、水のみで作られたシンプルなせんべいで、戦国時代は、ミリタリー飯、江戸時代には飢饉対策のための常備食として作られました。
 はみ出した部分を切り落としたものは、「みみ」と呼ばれています。「みみ」をバター醤油で炒めた「みみバター」は、コシが非常に強く、噛むごとに染みたバター醤油がにじみ出ます。まるで、コシの強いパスタを食べている感覚です。

みろく横丁でのやさしい出会い

 こじんまりとしたお店の雰囲気とお酒の力からか、住んでいる場所など関係なく、自然と会話が弾みます。お酒は飲んでいませんが、みなさん、気さくに話しかけていただき、ざっくばらんに話しました。人々の優しさに触れられることが、みろく横丁の魅力の一つだと感じました。

 人々のつながりも感じることのできる、こじんまりとした横丁に魅力を惹かれました。また八戸に訪れるときがあれば、行きたい場所になりました。

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