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【プロ野球交流戦2023開幕】エスコンフィールド北海道で野球観戦してきた

結論

 何回も体験したい幸福感エスコンフィールドで野球観戦

5月30日㈫、2023年のプロ野球交流戦開幕

 たった18試合の交流戦、されど18試合。流れが大きく変わるため、重要な交流戦。2016年の広島カープ、2021年のヤクルトスワローズ、オリックスバファローズのように、交流戦をきっかけに勢いに乗って優勝するチームがいます。一方、2014年のヤクルト、2015年のDeNAベイスターズのように、失速することもあります。今年の交流戦、みなさんはどんな展開になると思いますか?コメントいただけると嬉しいです。

エスコンフィールド観戦記第3話

 2023年5月30日、セ・リーグとパ・リーグのチームが試合をする交流戦が開幕しました。
 今回のテーマは、エスコンフィールドで東北楽天ゴールデンイーグルスvs北海道日本ハムファイターズの試合の観戦記です。Withコロナのライフスタイルが浸透し、感染症対策をしつつ、声出し応援が開幕戦から4年ぶりに解禁された2023年。プロ野球も、かつての雰囲気を取り戻しました。
 野球観戦が好きです。特定の球団を推していません。しかし、選手のプレースタイルなどが好きです。学生時代は、東京ドーム、神宮球場、横浜スタジアム、ナゴヤドーム、甲子園へ行き、年に数試合ほど試合を観戦していました。球場によってそれぞれの楽しみ方があります。
 北広島駅からエスコンフィールドに入場するまでの道のりはこちら 

観戦の前にやりたいこと

スタジアム飯を注文する

 席に着く前に、テイクアウトで食べたいグルメを購入。食べたかったグルメはこちらに書きました。今回のグルメのテーマは、「ファイターズの本拠地で日本ハムの商品を食べる」、「北広島市で広島市のお好み焼きを食べる。」詳しくは、下の記事をお読みください。

オフィシャルショップで応援グッズを購入

 球場の1階にあるオフィシャルショップには、選手名前の入った応援タオル、ユニフォームが販売されていました。2022年に誕生したマスコットキャラクター、しゃけまるのぬいぐるみ、バルーン、きつねダンスで話題になった、ファイターズガールも着用しているキツネの耳が看板商品。キツネの耳は、大人気で、入荷しても、その日の午前中には完売するほどの看板商品となっています。
 北海道の企業とのコラボ商品もあり、鮭とばなど北海道ならではのお土産も充実していました。
 さらに、5月12日〜21日に着用した新庄監督特製のユニフォームも販売されていました。帽子は3500円、ユニフォームは14000円と高級品でした。
 ヒーローをイメージした赤と黒の襟付きユニフォーム着用した試合は5勝3敗で勝ち越し、チームも5位→4位に浮上しました。プロスポーツは成績がすべての世界。斬新すぎるユニフォームについて、最初は賛否両論ありました。しかし、このユニフォームを着用し、勝ち越して4位に浮上したことにより、称賛の声が増えていきました。
 他にも、BIGBOSSと書かれたパーカー、選手時代の新庄監督をモチーフにしたタオルも販売されていました。タオル、帽子は比較的手に届く値段でした。
 ガチャガチャコーナーもあり、バッジなどが当たります。さらに、オリジナルメダルも作ることもできます。

エスコンフィールドHOKKAIDOで楽しむ野球観戦

 今回は外野から試合を観ました。外野席を今回選んだ理由は、センターの視線で野球を見たかったこと、そして、ホームランボールが来ることを期待しました。ホームランが来なければボールが跳んでこないので気にせず見ることができます。

外野席から試合観戦

最新の巨大スクリーン

 センター側とキャッチャー側にそびえる世界最大級の2つの大型LEDビジョン。横86m×縦16mの大きさで、世界でも2つの巨大ビジョンがある建物は数少ないと言われています。
 最初の見所はスタメン発表。プロ野球はビジターチーム(対戦相手)が表、(先攻)、ホームチーム(本拠地のチーム)が裏(後攻)となります。パ・リーグは打者専門のDHという役割があるため、最初に投げる先発ピッチャーと1番から9番までの選手が紹介されます。一方で、ビジターチームはあっさりとした紹介。各ホームチームにより、演出が凝っており、楽しみの一つです。選手が紹介されるたびに声援が飛び、聴いていて気持ちのいいものです。
 試合観戦した5月5日はこどもの日。この日は、選手紹介のとき、子どもたちに向けて名前を覚えてもらえるように、選手が打席やマウンドに立つと、ひらがなで書かれた直筆の選手名がスクリーンに表示されていました。

選手直筆の名前

 裏の攻撃中、バッターが打席に立つと応援歌も、表示されているため、知らなくてもファンの皆さんと一緒に歌うことができます。球速、コースが表示されます。さらに、選手がヒットを打ったときに、打球速度、角度を観ることができます。 監督からリクエストされると、モニターにシーンが大きく映されます。リクエストは、判定が微妙なプレーに対して監督がリプレー検証を求める権利のこと。誤審を防ぐ役割で2018年から導入されました。 カメラの性能がよく、至近距離からはっきり映し出されます。セーフだと思ったチームのファンからは、歓声や拍手が上がります。
 ちなみに、PayPayドームでは、最新の360°カメラが投入されており、360°回した映像が見られます。

リプレー検証の模様

話題の応援パフォーマンス

 2022年、話題になったキツネダンス。6回裏の攻撃の前に観られました。4回、2023年に新たに誕生したジンギスカンダンスも行われていました。2022年はキツネ、2023年はヒツジということは、2024年はエゾシカが出てくるでしょうか...
 5回には、AR(拡張現実:現実にある映像をCGと組み合わせて現実の世界に仮想空間を生み出す技術)カメラを利用して、ファンの顔にサケをハメ込まれる演出もありました。各回の裏、日本ハムの攻撃前にさまざまな仕掛けで楽しませます。このような演出は各球場にもあります。
 7回裏は、ファイターズ讃歌が誕生しています。7回はラッキーセブンと呼ばれ、表は、ビジターチームの応援歌、7回裏はホームチームの応援歌が流れます。歌詞も表示されるため、覚えてなくても一緒に歌うことができます。

試合経過

7回裏まで

 先発は楽天田中将大選手、日本ハム加藤貴也選手と、開幕戦と同じです。試合開始1時間あまりで5回まで終わり、両者1人しか塁に出さない緊迫した投手戦の展開でした。
 しかし、試合が動いたのは6回表。楽天山崎選手の好走と悪送球により、浅村選手のゴロの間に楽天が先制。さらに、続く島内選手も打ち、2点とりました。この日の田中投手は好調のため、ランナーを出しても次に繋がらず、7回裏、犠牲フライで1点を返すことがやっと。9回、楽天の守護神松井裕樹投手が登場します。8回に逆転したい日本ハム。その後の展開は...

8回以降の試合展開

 最後まで試合を観て、ヒーローインタビューも観て試合の余韻に浸りたかったです。しかし、この日の宿泊先は小樽。電車混雑により乗り遅れるわけにはいかず、7回終了とともに北広島駅へ向かいました。7回終了時点では2-0で楽天がリードしており、楽天の流れでした。
 北広島駅に着くと同時に試合が終わり、5-2で日本ハムの逆転勝利。新庄政権初の最下位脱出(開幕3試合除く)となりました。ヒーローインタビューには、逆転打を打った万波選手、プロ初勝利の宮内選手でした。5位浮上の朗報を聴いた日本ハムファンの歓声が容易に想像できます。

小樽に向かう電車の中で余韻に浸る

 テレビ、ネットでは画面で切り取った程度しか映りません。球場に行くと、四方八方歓声が聞こえます。この声援を浴びることこそ、現地観戦の醍醐味です。

 3本の記事でエスコンフィールドHOKKAIDOで野球観戦をした話について書きました。野球観戦すると、ホームチームについて注目するようになり、応援したくなります。
 日本ハムファイターズは怪我による離脱者が多い中、5月に入り、勢いに乗りつつあります。守備のミスによる敗戦が多いです。しかし、守備のエラーさえ減ればさらに上位は目指せる明るいチームだと現地観戦により強く感じました。

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