ヘルメット50個
先日の小5の次男の学習参観。
総合の授業で、プラスチックについてのプレゼンを一人一人がスライドを作成し、プレゼンするという、40年前の私の5年生の頃には想像もできないような素晴らしい内容だった。
どれも知らないことばかりで、めちゃくちゃ勉強になったのだが、中でも印象的だったのが、
『私たちは一週間に一枚カードを、一か月に一つレゴブロックを、一年に一つヘルメットを摂取している』という内容だった。
それだけのプラスチックを食べているそうだ。
なんと、私はすでに50個ものヘルメットを摂取しているのかー、
と文字にしてみても、ピンとこないが、
描いてみるとなかなかすごい(笑)。
でも、子どもたちのすごいところは、
マイクロプラスチックとなったプラスチックを魚が食べることでの魚への被害、そして私たちへの影響。
そうならない未来を描いて、今私たちが出来ることを呼びかけ、もちろん自分が率先してゴミの分別、ゴミ拾い、などの行動をしていくという締めくくりをしていました、全員。
大人は、人体に影響のあるものを摂取するか否かにフォーカスし、そういうものを生み出した何かに怒ったりする。そんな姿をよく見る。
色んな知識が増えるって、そんな残念なことになる時もあるなーと、大人である(年齢や姿は)自分を棚に上げ、他人事みたいに言いたくなる。
もちろん、脳は毎日ネガティブ8割で私たちを危険から守ってくれている(詳しくは別記事で)ので、健全な反応ともいえる。
とにかく、子どもらは欲しい未来を描いて、そこに向けて今自分の出来る第一歩をちゃんとわかってる。
そして、そんな風に気づかせてくれる先生がステキだ。勇気づけの言葉とタイミングが絶妙で、本当に子どもたちの目を輝かせる。
そんな大人が増えると、きっときっと子どもたちの未来は、笑顔であふれるに違いない。
嵐が来ても、しなやかな枝は、ぽきっと折れずに戻ってこれる。
わたしも今できる一歩を踏み出そう!
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