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石川 葉
2021年8月24日 20:55
Ⅱ. Sparkle!「あー、雪綺ー。ブルーデーが来た」 そう言って、冬夕はわたしの背中にのしかかる。「それはご愁傷様。わたし、ちょうど明けたところ」「ふうん。だからそんなに涼しい顔していられるんだ。わたしたちソウルメイトだから、ブルーデーだっていっしょのはずでしょ」 わたしは、ふりかえって冬夕の鼻をつまむ。「わたしの時、いっしょにおなかいたいいたいしてくれた?」「でも、雪綺は軽いじ