Jazz Age
最近カムカムエヴリバディという朝ドラにハマっています。
三世代にわたってヒロインが変わりながら時代を生きていく100年のファミリーストーリーなのですが、
たまたま一話を見てしまったが為に、毎日楽しみになってしまいました。
時代背景が1920年代から始まるのも私のツボなんでしょうね。
ラジオ英語という英会話を覚えていく主人公の安子。
アメリカ好きな私は毎日嬉しくなります。
その中で出てくるのがルイアームストロングの''On the Sunny Side of the Street''という曲。
The、名曲。
ジャズって素敵と思わせてくれたのもこの曲です。
「コートを手に取り帽子をかぶって、悩み事は階段の前へ置いて歩き出そう、日の当たる道へ」
から始まる歌詞はこの曲ができた1930年代にぴったりなんです。
第一次世界大戦が終わった後、多くのアメリカ人は余裕のある暮らしができるようになり、映画を見に行ったりラジオを買ったり、
自分の為の生活ができ始めます。
その中で自由を求めた若者は「ジャズ」という音楽に出会います。
アップテンポな曲は不安定な世の中を吹き飛ばしてくれる気分になり、
ダンスホールで感じる自由を若者たちは愛すようになっていきました。
高齢者はジャズを下品や墜落だと批判、新しく変わる世界に反対する声が多く上がったようです。
その時代背景を見たジャーナリストがジャズの世代だと感じ、Jazz Ageという言葉が生まれました。
何かが変わるきっかけは苦しい先にあるんですよね。
ノートで書きはじめて何度この言葉を言ったかわからないです。笑
ルイアームストロング、知らないなという方はぜひ聞いてみてください。
音楽もファッションも一気に変わるこの時代に私はとても魅力を感じます。
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