見出し画像

アメリカで飛行機に乗ったら自由席だった話

お久しぶりです。ていちょうです。
今回の記事はタイトルが全てです。
この間サンノゼ空港からロサンゼルス(ロングビーチ空港)へ出張で移動した時に驚いたので、アメリカ国内の飛行機移動についての情報と合わせて書いておきます。

アメリカは広い

アメリカは広すぎるだけあって、飛行機移動が盛んです。というか飛行機じゃないと移動できたもんじゃありません。
また、広すぎるだけあって大小さまざまな空港が建設されております。ベイエリアには、我が家から車で1時間の範囲に大小10箇所くらいの空港があります。

要するに、日本よりも飛行機移動がもっと身近だとイメージいただければと思います。

サンノゼ空港

今回出発地点として利用したサンノゼ空港はその名の通りサンノゼにある空港です。コード?はSJC、正式名称はノーマン・Y・ミネタ・サンノゼ国際空港。私はこの正式名称を知らなかったので、チケットを買うときに「この空港で合ってるよな……?」と最後まで不安でした。

サンノゼ空港はそこそこ大きな国際空港であり、日本との直行便もあります。今回の話とは関係ありませんがJAL系列のZIP Airが就航しているので日本との行き来も大変お安くできます。

ロングビーチ空港

今回行き先として利用したロングビーチ空港はやっぱりその名の通りロングビーチにある空港です。コードはLGB、国内線専用の空港です。

実は今回の出張の最終目的地はロサンゼルス空港とロングビーチ空港のちょうど中間あたりでした。なのでロサンゼルス空港行きでもよいのかなと思っていたのですが、「ロサンゼルスの渋滞はヤバイから絶対ロングビーチ行きにしろ」と現地スタッフの強い勧めがありました。

Southwest航空

サウスウエスト航空はアメリカのLCC、格安航空会社です。今回私が利用し、私に驚きを提供していただいた会社です。

飛行機に乗った時の話

航空券を買う

日本の一般的な航空会社同様、ネットで航空券を購入しました。よくよく振り返ってみたら、このとき座席指定のオプションがなかったなぁということに気づけた気がします。

航空券を発券する

空港で航空券を発券します。無人カウンターで受付番号かなんかを入力すると搭乗券が出てきます。Southwestのスマホアプリもあるので、そちらを使えばスマホでチェックインをしてQRコードを取得し、なんの手続きもなしに搭乗までいけます。

座席を確認してみる

座席指定をせずに航空券を買ったわけですので、ここで自分の座席を確認しようと試みます。チケットの中でそれっぽい文字列を探してみて、A59という数字を見つけました。
「なるほど、A列の59番目ね。」と思いチケットをしまいました。

このとき、国内線LCCで59列目まであるジャンボジェット機が使われるか?と疑問に思うこともできたはずですが、スルーしてました。

保安検査を受ける

保安検査を受けるときは身分証だけで大丈夫です。パスポートか、現地の運転免許を保安検査場に入る前に出します。荷物検査の受け方は日本と同じでしたが、靴まで脱いで靴も検査に通さなければいけないのが日本との違いかなと思いました。日本も場所によっては靴も検査を受ける場合があるのかもしれませんが。

搭乗する

搭乗時間になったので搭乗を始めました。最初に「A1からA15の人たち、まず乗ってね〜」と案内がありました。
そうですね。ここでもA列しかないことに違和感を感じることができるはずでしたね。

その次に「全員搭乗OK」ということで私も乗り込みました。

私は喜び勇んで59列目を目指し、後ろへ後ろへ進んでいくわけです。そして気づくのです。

「この飛行機、29列目までしかないぞ」と。

そう、その飛行機にA59という座席など無いのです。

これはなんだ……?何か間違えたか……?と思考停止していると、一緒に行動していた現地メンバーが私の勘違いを察したらしく教えてくれました。

「この飛行機、全席自由席だよ」と。

何が起きたか

私が案内の英語を見逃してた(というかそもそも読んでなかった)以上の何物でも無いのですが、飛行機が自由席でした。

じゃあチケットにあったA59ってのはなんだ?という話ですが、これは機内に入る順番です。「Aグループで59番目に搭乗する人」という意味でした。
自由席なので早く入るほど好きな座席に座ることができます。よって、お金を出して少ない数字を買ったりするシステムでした。
ちなみにAグループということはBやCもあるのか、という疑問もありますが、乗った飛行機にはAしかありませんでしたので謎です。

移動中

LCCにしてはめずらしく、飲み物とスナックが全員もらえました。

降りる

降りる時もちょっとした驚きがあり、ロングビーチ空港では飛行機の後方からも降りることができました。ですので最後尾近くに座っていた私ですがかなり早く降りることができました。嬉しい誤算。ちなみに、ロングビーチ発の帰りの飛行機では後ろから搭乗ができました。サンノゼ空港ではどちらもできなかったので空港の設備に依るのだと思います。

もうひとつの驚きとしては、受託手荷物、つまり預けたスーツケースなどの受け取り場所が到着ゲートの外にあることです。
つまり、チケットも何も持っていないお出迎えの人が荷物受け取り場にアクセスできてしまいます。サンノゼ空港もロングビーチもそうでした。こんなんパクリ放題やんけと思うのですがこれは何故なのでしょうか。

まとめ

意外なところに制度や文化の違いが隠れているのだなぁということを思い知らされた出張でした。

さいごに、みなさんは案内の文は面倒くさがらずしっかり読みましょうね。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?