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アメリカのコロナ対策

会社の隣の机の人からこちらを見せられました。ていちょうです。

何だと思いますかこれ。

正解は、COVID抗原検査キットの一時置き場用マグネットです。

自身で設計して3Dプリンタで作ったらしいです。たしかにあれの一時置き場困るけど、わざわざこれ作るのは天才かと思いました。

私も同様に作った本人からクイズを出されてこの答えを聞いた時、爆笑して「天才かよ」と言いました。そしたら私用のやつも複製してくれました。親切かよ。

現在私の冷蔵庫にくっついており、抗原検査のたびに役に立っています。

アメリカには抗原検査キットが溢れている

アメリカにおいてCOVIDの抗原検査はかなり気軽に、定期的にやるもののようです。私の会社においては3日に1回くらいの抗原検査が義務付けられています。まぁ結果は誰にもチェックはされないのですが。ここらへんも自己責任です。

また、こちらの親戚に会う時も親戚が「抗原検査していくね」と言ってくれます。

抗原キットは自治体から大量に配られているそうです。親戚から「余ってるからあげる」と渡されたくらいです。私の会社では受付に「ください」といえば「おっけ~」と何も聞かずに複数個もらえたりします。それくらい大量に溢れているものです。

アメリカではみなさん日本ほどマスクをしていませんが、その代わり高頻度で抗原検査を受けることで感染を広げないようにしようというアプローチのようですね。

マスクをしている人もいる

こちらに来る前は、「アメリカではもうみんなマスクしてないんだぜ!」と良く聞いていて「そうなんだ~」と思っていました。しかしそれは言い過ぎだったことがわかりました。

マスクしたいひとはもちろん普通にマスクしてますし、役場、病院は日本同様マスク着用が義務です。マスクを忘れた人がいたら渡してくれます。また、その他の施設よってもマスク着用が義務なところがあります。会社の会議室にも使い捨てマスクが置いてあります。

むしろ日本人のほうがマスクしていない

社内でもほぼみんなマスクはしていないんですが、たまにマスクをしている人を見ているとアメリカ人のほうが多いです。というか日本人でマスクしている人はいません(コロナ明けで咳が出るから、みたいな場合は流石にしてますが)。やはり日本人は多数派に合わせる性質なのですかね。ちなみに私は完全にそうです。

国別のマスク着用率

アメリカ、特にカリフォルニアにおいては人種が多様ですから、日系スーパー、韓国系スーパー、インド系スーパーなど、自国の商品を取り扱うお店が数多く存在します。もちろん日系スーパーには日系の人が、韓国系スーパーには韓国系の人が多く訪れます。このとき、特にマスク着用率が高いのは韓国系のスーパーでした。日系スーパーはみんなあまりマスクしてません。あ、どの店も店員さんはマスクしてますよ。いやインド系はしてなかったかも……

まぁそんな違いも国民性を表していて面白いなと思う今日このごろです。

さいごに

私に検査キット置き場用マグネットをくれた人は会社の3Dプリンタでこれを作ったわけですが、よっぽど大量に使わない限り会社の工具を使うことは許されています。3Dプリンタにしても、高精度なもの、高強度なもの、巨大なもの、透明なやつも印刷できるもの、など多種多様なものがあり大抵かなり高額です。それを趣味で使えるのはかなり羨ましい限りだなと思いました。まぁそれでスキルも上がりますしね。

日本に帰ったら3Dプリンタ買おうかな。

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