ということで、撮影に続いて今度は美術。これこそ室内シーンが多い映画が有利かな。
そして美術ベストテンならではの独特なランキングになるかな。

10位:『湯道』

早速、この部門ならではの作品かな。「まるきん温泉」全体がセットだろうから、よく出来てるよね。

9位:『FALL/フォール』

一見、「どこに美術が？」と思うだろうけど、テレビ塔そのものが美術だから。
しかしながら、ロケ撮影で、しかもソリッドシチュエーションスリラーだから不利といえば不利。

8位:『#マンホール』

本当ね、『FALL/フォール』の次に『#マンホール』がランクインとか、運命だよね(笑)。

7位:『コンパートメントNo.6』

主に電車内の美術になるかな。

6位:『すべてうまくいきますように』

美術というか、室内の色使いや小道具の絶妙さだよね。さすがはフランソワ・オゾン！

5位:『逆転のトライアングル』　

やっぱりね、豪華客船内の室内美術だよね。

4位:『小さな麦の花』

『逆転のトライアングル』の豪華客船とは超真逆のコンセプト。みすぼらしければ、みすぼらしいほど映画の味わいが出る。
あの茅葺屋根の家、作って壊すから凄いよね。地味な映画のようで、割と凄いことをやっている。

3位:『エンパイア・オブ・ライト』

ずばり、エンパイア劇場内の風景だけど、上手くリノベーションしたよね。

2位:『ベネデッタ』

近世ヨーロッパの再現は美術・ファッション力にかかるよね。さすがはポール・バーホーベン！

1位:『バビロン』

もう何度この写真を使ったんだよ(笑)。
それだけ強烈なインパクトで面白かったよね。

※※※※※※
やっぱり、作品ランキング上位の作品のランクインが目立つよね。

1位:『バビロン』
2位:『ベネデッタ』
3位:『エンパイア・オブ・ライト』
4位:『小さな麦の花』
5位:『逆転のトライアングル』　
6位:『すべてうまくいきますように』
7位:『コンパートメントNo.6』
8位:『#マンホール』
9位:『FALL/フォール』
10位:『湯道』