【映画鑑賞記録】「ブレードランナー」リドリー・スコット

サイバーパンクの話だと思っていたが、もちろんそうなのだが、むしろホラーっぽさが強い。ホラー映画を微塵も見ないのでこの分類が正しいのかわからないが、圧倒的に強い敵、奴隷的立場への怒り、恐怖で逃げるしかできない主人公、降り止まない雨、明けない夜、わからない言語。最終局面のこの辺りがずっと恐怖を煽り続ける。レプリカント(ヒューマノイド)に人権は与えられないが、殺したレプリカントは人間ではなかったのか?立場が逆だったらお前はどうするのか?こうした問いかけが一層恐怖を掻き立てる。

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