イギリスに来て4ヶ月が経った。
月日の流れはあっという間に過ぎる。こわい。

鼻高々と、海外に住んでいることを書いてきたけれど、運が良くてラッキーなだけで今住んでいることを最後の投稿で白状しようかと思います。笑

わたしは今、YMSビザというビザで滞在している。ユースモビリティスキームビザ、通称ワーキングホリデー。ワーホリだ。
は〜ん、ワーホリねえ。へ〜なんだ〜、ワーホリかあ。と、思う人もいるかもしれない。あの、なんか海外で遊んで暮らすだけのやつでしょ？って。私も実はそうだった。ワーホリというワードにあまり良いイメージを抱いていなかった。なのに、その制度を利用して、憧れていた海外生活を送っている。

もともと、憧れていた。物心ついた時から多分、憧れていたと思う。
初対面の人には、あなたはハーフ？親族に外国人は居ないの？と言われる顔立ちだったらしく、かなりコンプレックスだった。ならば、海外に住めばどれだけ馴染むのだろう？所詮アジア顔であると幼心に自覚し、ハーフ？などと聞いてきた人たちに対しての嫌悪感を抱いていた。(最近になってようやく褒め言葉と勘違いできるようになったが…)
多分その頃から海外に漠然と興味があったんだと思う。

脱線したが、このYMSビザは、イギリス特有のビザらしい。2年間滞在できて、学校に行くも良し、働くも良し、という自由度が高いビザらしいのだ。それがゆえに、めちゃくちゃ人気らしく、申請すれば必ずビザが発行されるわけではなく、応募して抽選に当選するとビザが発行されるという仕組み…。倍率は高い時で10倍以上にもなっているとかいないとか、、。宝くじを買って当てるようなものだと私は思った。年齢制限もあるとのことで、応募ができるチャンスは最後だし、当たったら行ってみよっかな！というノリだけで応募した。応募方法も指定されたメールアドレスに、パスポートナンバーと名前と生年月日だけを入力して送信。はっきり言ってこのやり方は、信憑性がない。笑。しかし、詐欺のようなやり口で、うっかり当選してしまって、今、実際に生活している。人生、何が起こるかわからない。

そして、実際に来てみて思ったことは、日本で生活することと何ら変わりなく、これと言って特別不便だ！と感じることは今のところない。性格の問題もあるのかもしれないが…。
私が住んでいるロンドンは、東京に近い雰囲気があるような気がしている。住みやすい。帰りたくなくなる理由が最近わかってきた気がする。

そんなこんなで、イギリスでの1回目の夏が終わろうとしている。あと1ヶ月もすれば、サマータイムも終わって冬がやってくるそうだ。
イギリスの冬は、暗くて寒くてビタミン欠乏症になりやすく鬱病にもなりやすいらしい。すごい、三拍子どころか四拍子揃った悪循環…！これだけマイナスなイメージを聞いているとどれだけ最悪なのか楽しみになっている。

早く冬、来ないかなあ。

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