2024年のテーマを決める
2022年から一年の初めにテーマを決めています。なぜ目標ではなくテーマなのかというと、目標には成功や失敗が伴うので、もっと気楽なものにできればと思ったからです。
一年後にどうなっているかは、特に新しいことに挑戦する場合は予想することが難しいです。また、年初に考えたことが一年中頭にあるかといえばNoだと思います。一年の終わりに今年の目標を振り返って「あぁ、全然できていないな」と思うのは悲しいので、ゆるくテーマを設定することにしています。
テーマなので、なんとなくの方向性を示すものです。その通りに過ごさなければならないという訳でもありません。ちょっと違うなと思ったら変えることもできます。なんなら頭から抜けていても問題ありませんし、おそらく半年後にはスッキリ忘れていると思います。
ちなみに、2023年と2022年のテーマは次の通りでした。2023年のテーマは詰め込みすぎた感じがあったので、2024年はシンプルにすることにしました。
2024年のテーマ
次の3つにしました。
・今まさに取り組んでいることを味わう
・面白そうなことはとりあえずやってみる
・自然と調和した(様々な)暮らしを体験する
上記は省略版で、完全版はこちらです。
・全ての活動に同じ価値があることを知り、今まさに取り組んでいることを味わう
・価値観に縛られず、面白そうなことはとりあえずやってみる
・自然と調和した(様々な)暮らしを体験し、全体として生きていることを知る
今まさに取り組んでいることを味わう
今取り組んでいることを味わうというのは、2023年末にニュー・アースを読んでからずっと考えていたことでした。
ニュー・アースには、精神の機能不全はエゴによって生まれるということが書かれています。いつになっても満たされない欲望や、何者かになりたいという欲求は、色々なものを自己と同一化しようとするエゴが生み出すものです。エゴに乗っ取られた状態、つまり思考が観察されていない状態では、思考は何かを手に入れようと常に未来に向き続けます。
エゴが現れないようにするための一つの方法は、かけがえのない今という時間を味わうことです。そして、全ての活動には同じだけの価値があると知ることです。そう考えられるようになれば、何をやっているときも楽しめるようになります。この一年は、今を味わう時間を増やして、前向きな気持ちで過ごしたいなと思います。
面白そうなことはとりあえずやってみる
今までやろうと思っていたけどやらなかったことや、費用対効果を考えてやっていなかったことを、気軽にやってみようと思っています。
今少しずつ取り組んでいることには、文章を使った創作活動(詩、小説など)と、音楽に関すること、ゲームをすることがあります。何せ、全ての活動に同じだけの価値があると信じられるようになったのですから、何をやったとしてもいいはずです。
完全版の「価値観に縛られない」という部分は、為末大さんのこちらの記事に影響を受けています。良し悪しを判断する価値観から離れて、とりあえずやってみる。楽しかったら続ける。そんな感じで過ごせたらなと思います。
自然と調和した(様々な)暮らしを体験する
自然を感じられる場所で暮らしたいと思っています。一つの理由は、長い間パソコンの前でテキストを書き続けていて「もしかしたら言葉にとらわれすぎているのではないか?」と考えるようになったからです。
家から少し離れたところに公園があって、そこに散歩に行くととても落ち着きます。自然の中にいると、私という存在がちっぽけなものであることや、全てのものが繋がっていることを感じられます。言葉にできない無限の世界も広がっています。
具体的に何をするかというと、去年一度参加したおてつたびをもう一度やってみたり、自転車旅行をしたり、引越ししたりしたいなと考えています。「様々な」に括弧をつけているのは、一年間何も変わらない可能性もあるので、その時にがっかりしないようにするためです(笑)。
衣食住に不足なく暮らすことができているので、今の生活にも満足しています(美味しいご飯を食べられて、温かい布団で寝れてハッピーです)。衣食住が不足していないのにある不満は、いつになっても満たされないものなのではないかと思います。満足した上で、日常に刺激を加えたり、色々な価値観や自然の暖かさを知れたらなと思います。
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